人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

猫のお気に召すまま

今週のお題「ねこ」

f:id:mikonacolon:20200227115051j:plain▲愛用しているハンドタオル

とら吉に癒される

 以前セツコ・山田さんの漫画「3丁目のとら吉」を読んでみたら嵌ってしまいました。友達が「もう使わないから使って」と言ってくれた段ボールの中身に、なぜか紛れ込んでいたのです。それまでこの漫画のことを全然知らなかったのですが、猫は大好きなので夢中になって読みました。そしたら、猫の描き方が素晴らしくて、日常における猫の生態がよく観察されています。とら吉がちびの兄貴分として、「兄ちゃんが守ってあげるから」と健気に思う場面では心が温かくなります。「ビー玉だって、スズメだって、お前が欲しいものは取ってきてやるから」と妹分のちびを可愛がっているとら吉。  セリフの部分は作者の想像ですが、もし猫にそんな気持ちが本当にあるのだとしたらとても興味深いです。実際は猫は個人主義でひとりで気ままに行動する生き物なので、友情や愛情が存在するのかどうかはわかりませんが。

本を読んじゃダメなの?

昔我が家が猫屋敷だった頃、机に本を置いて読んでいると、可愛がっていたミケ猫が部屋に入ってきました。さっそく、机の上に乗ってきて、読んでいた本の上に丸く座ってしまいました。これでは本が読めないので、本をずらして読もうとすると、また乗っかってきて絶対に読ませまいとします。猫との我慢比べを繰り返し、結局人間が諦めることになります。猫は諦めませんし、自分の好きなようにするのが猫ですから。それでも人間から愛されるのが猫なのです。少しのわがままぐらいは大目に見てもらえるのです、ご主人様は猫愛に溢れているので。

 またある時などは、夜布団の中で寝ていると、「早く開けて」とドアの向こうから「ニャアニャア」の猫の催促の鳴き声がします。こちらとしては「今までどこに行ってたのよ、こんな時間にやめてよ」と無視しようと寝たふりをします。それでも猫の鳴き声は容赦なく続くので、うるさくて寝ていられません。終いには我慢できずに仕方なくドアを開けてしまうのです。誰に聞いてみても猫はドアを開けるまで鳴き続けて諦めないらしいです。

朝、猫時計で起きる?

 テレビ番組で見た猫好きの男性は、自分の部屋の照明器具にひもを付けて寝たままでも電気が消せるようにしていました。いちいち起き上がらなくてもいいので便利だと思っていたそうです。でも、猫を2~3匹飼っているのですが、そのうちの1匹がそのひもを引っ張って電気を点けてしまうようになったんです。7時まで寝ていられるのにもかかわらず、猫がひもを引っ張って5時ごろに電気を点けてしまいます。お腹を空かせた猫が朝っぱらから餌を要求しているのです。突然部屋が明るくなって、飼い主は眠いのでたまらず電気を消して寝ようとします。ですが、猫がすぐに反撃してまた電気を点けてしまうので寝させてもらえません。この場合も”点けて消して”を何回か繰り返し、結局飼い主が諦めて猫の思い通りになりました。でも見ている方はすごく楽しくて笑い転げてしまい、その男性も猫のおかげで早起きができると苦笑いをしていました。

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