人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

小学生が買いたい車から思うこと

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大和君が置き去りにされた事件

昨日のブログに子供が大人になって買いたいものは車だと書きました。子供はドライブもけっこう好きなんだなあと思ったら何年か前のある事件のことを思い出しました。北海道の山道に小学2年生の大和君が置き去りにされたときのことです。7日間も見つからず、やっと発見されたときは怖がっている様子もなくしっかりした子だなあと感心した覚えがあります。普段は甘えん坊でわんぱくということですが、困難なときを生き抜く力を内に秘めているすごい子です。これから成長するにつれて、幾多のピンチに遭遇するでしょう。でもどんなときでも対応できる潜在能力を持っているので何とかなります。7日間一人で過ごして、誰も来なくても、『両親がきっと助けに来てくれる』と信じて待っていました。

置き去りはしつけになるの?

 この大和君のようにしつけの名目で置き去りにするということはうちの姉もやっていました。姉の子供が小学生だった頃、姉が運転していたときに、子供たちがいつものように口げんかを始めました。あまりにもうるさいので姉が注意して少しの間は静かでした。でもすぐに下の子が上の子にちょっかいを出しはじめたので、車内はざわつきました。そしたら姉が急に車を止めて、下の男の子に「降りなさい!」と言って車から降ろしたのです。ふてくされている男の子に「反省しなさい!」と言い放つとさっさと車に戻ってエンジンをかけようとします。「ええ~、まさか置き去りにするわけじゃないよね?」とびっくりしていると、姉が後ろに注意を向けながら車をゆっくり走らせました。きっと子供が泣いて追いかけてくると思っていたはずです。ところが、子供の姿は見えません。それで姉は血相を変えて元の場所まで引き返したのです。そこには依然としてふてくされたままの子供が突っ立っていました。我が子を発見した姉はさぞかしホットしたことでしょう、表面上は怒りに拍車がかかっているようでしたが。

 子供は大人の思うような動きはしないようです。大人が予想しないような行動に出るのが本来子供というものらしいのです。子供は単純なんかではないので、大人が子供の心を読むくらいの余裕があるのが理想というものです。

普通の人がBMWをローンで買う?

 以前、新聞の凄腕勤め人のコーナーでBMWの敏腕セールスマンの方のお話が載っていました。BMWは高級外車というイメージがあったので、お金持ちのステータスで普通の人には縁がないものだと思っていました。しかし、記事を読み進めていくうちに、BMWは決してお金持ちの人だけが乗る車ではないことがわかりました。その方自身がBMWのファンで現在の仕事についているし、もちろん愛車はBMWなのです。車は家よりは価格の面でむしろ買いやすいし、庶民に手が届かない存在でもないのだと強調しています。実際、ローンで購入する顧客も多いそうで、さすがはトップセールスマンだと感心します。また日々の努力も人並み以上で、顧客にはアフターサービスを欠かしません。そういえば、田舎に住んでいた頃、叔父がフォルクスワーゲンのビートルに乗っていたのを思い出しました。今から思うと、お金持ちでもないのにどうして外車に乗れたのだろうと不思議に思います。そのころ誰かが言ってました、いい車に乗っている男は貯金なんてないのよと。その言葉が本当だということは叔父が結婚するとき証明されました。なにしろ彼の貯金はスッカラカンでしたから。

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