人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

おふろの防カビくん煙剤、これいいですよ

今週のお題「買ってよかった」

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2カ月に一度で手間いらず、期待しなかったので嬉しい

 お風呂のカビって本当に悩ましいんです。嫌々ながら重い腰をあげて、自分なりにカビ取りを頑張っても誰も誉めてはくれません。「そんなの当たり前だろう」程度の冷たい視線で無視されるのが落ちです。なのにカビはそんな私をあざ笑うかのように、時間が経つにつれて、少しずつ姿を現し始めるのです。このカビ、何とかならないものだろうか。せめてカビが生えなくなるようにはできないものだろうか、などといつも思っていました。まあ、こまめにカビ取りをするしか方法はないのだろうなあと諦め半分だったことも確かです。

 そんなある日、テレビのコマーシャルで、この「おふろの防カビくん製剤」のことを知りました。なんでも「黒カビの発生源は天井に?」だの「銀イオンで黒カビを防ぐ」だの「煙が天井まで届いて原因菌を除菌」だの「2カ月に1回でキレイが続く」だのとなんだかよさそうなことばかり言っています。黒カビの原因菌は天井に潜んでいるらしく、それを銀イオンの煙で取り除けるらしいのです。一瞬、「なるほどね」と感心してしまったのですが、すぐに、いやいやそんな能書き通りに行くわけないと思いなおしました。本当のところは騙されてもいいので、一度ぐらいは試したいのです。でも去年の夏に散々悩まされたコバエに市販の「コバエ捕り」が全く効かなかったトラウマがあるので手が出ませんでした。

 「きっとたいして効果なんて、無いんじゃないの」などと冷めきった斜め視線で様子を覗っていました。でも、季節は巡って11月になると、そろそろ大掃除のことを考えたらソワソワしてきました。過去に寒い年末に大掃除をしてひどい風邪を引いたことがある私は、どうせやらなければならないのなら暖かいうちにという頭があるのです。掃除をして風邪をひいて、あろうことか寝正月なんてことになったら、目も当てられません。それだけは避けたいという切なる思いから、まずは一番面倒で時間もかかるお風呂掃除に取り掛かりました。カビだらけのお風呂場で自分の身体を綺麗に洗うなんて、どう考えても気持ちが悪いではありませんか。気持ちよくお風呂に入るためには、掃除が嫌などと言っている場合ではないのです。

 お風呂のカビ取り剤のカビキラーでまずは天井にシュツシュツと液を吹きかけるのですが、なかなかうまくはいきません。ややもすると液が自分の頭の上にかかってしまいます。ふと都心のドラッグストアに置いてあった天井専用のワイパーを思い出しました。あれで天井をゴシゴシやったらびっくりするほど綺麗にカビが取れるかもしれません。でも悲しいかな、そんな優れものの道具は無いので、仕方なくほうきに古いバスタオルを巻きつけて代用することにしました。すべてのカビを取り除くことはできなかったものの、これだけ取れれば上出来だと自分で思える程度にはできました。

 やり切った感はあったのに、これから先のことを考えると憂鬱になりました。しばらくしたらきっとまたカビが生えてくるのを想像してしまったからです。そのとき、ふとテレビのコマーシャルでやっていた、あれを思い出しました。あれとは、このライオンから出ている「おふろの防カビくん煙剤」のことです。その時の私はダメで元々だと軽い気持ちで試してみることにしました。「まさかね」と世の中が能書き通りにいかないことは承知の上でした。ゴキブリ退治のバルサンと同様にお水を入れるとすぐにシューッと煙が噴き出すので、あとはふろ場のドアを閉めて待つだけです。

 効果のほどはどうなのか、半信半疑でしたが、今のところ驚くことにカビは生えてきていません。11月25日にくん煙剤を使ってから、ちょうど1カ月が過ぎました。嬉しいことに綺麗さがキープできています。嘘のようにカビが増えていないのが信じられません。後は年が明けたら、前に取れなかった部分をできるだけ取って、くん煙剤を使えば、寒い中我慢してカビ取りをする手間から逃れられるのです。1月25日までにもう一度やればいいので、忘れないように予備のくん煙剤を買っておきました。ただ、商品には但し書きがあって、「この商品はカビ取り剤ではありません」とあります。でも、何よりもカビが増えないでいてくれることが素晴らしいのです。

mikonacolon