人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

外出自粛で変わる休日の習慣と不要不急

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感染が怖くて休日の習慣を変えてみた

 先日ブログに書いた、翻訳業の方の新習慣に影響を受けて私も休日の習慣を変えてみることにしました。新型コロナウイルスが他人事だった頃は朝の8時まで寝ていました。前日はストレスから解放されて夜更かしをし、その分朝寝坊を決め込んでダラダラ過ごしていました。朝ごはんを食べたら、行きつけのカフェに行って読書や中国語の勉強をするのが習慣だったのです。

 しかしコロナのおかげで状況は一変しました。ウオーキングをするためにわざと家から遠いカフェに行くのですが、その途中で大勢の人たちとすれ違います。それでも以前から比べれば人数は少ないのですが、”密集”ともいえる環境に身を置くことになります。それで、散歩に行く時間を変えてみることにしました。人が少なくて一番安全な時間、つまり早朝に散歩して体力を維持しようと思ったんです。早朝といっても、7時ではダメでやはり6時ごろが人が少なくて気持ちがいいのです。昨日から早起きして、起きたらすぐに歩こうと決めました。昨日は歩道に散らばった無数の鳩の羽にびっくりして、まさか鳩の乱闘か?と勝手に想像してしまいました。

 今日はコースを変えてスーパーの前を通ったら、6時を過ぎたばかりなのに、もう店員さんが表に出てきて野菜棚の準備をしていました。台車にうずたかく積まれた段ボール箱の山を見て、これを全部箱から出して棚に並べるのかと思ったら気が遠くなりました。どう見てもかなりの重労働です。店内に貼ってあった求人募集のお知らせに「早朝作業は時給1500円」とあるのには十分納得がいきました。それからカフェの店員さんが扉のガラスを拭いたりして開店準備をしています。ドトールやスタバが休業要請を受けて休んでいるのとは対照的にここは唯一営業しています。ここは私の行きつけのカフェだったのですが、感染が怖くてもう行くのをやめました。またスーパーに行くのも混雑しがちな午前中を避けて夕方に行ったら空いていました。もちろん品物は残り少ないのですが、必要なものは買えるので問題ありません。

不要不急とは何か?

 不要不急の外出を控えて家にいること、それがウイルスの拡散防止になると言われています。それで「不要不急とは何かを考えてみた」という記事が投書欄に載っていました。83歳の男性の方で、思いつく限り食料の買い出し以外はすべてだそうです。そして自分の人生は不要不急の連続?だったのかと嘆いておられます。いやいや、そんな寂しいことを言われると、「そんなことは決してありません」と励ましたくもなります。この方は自分への問いかけをきっかけにこれからの人生を見直そうと決意されたようです。考えて見れば、今まで「不要不急」なんて言葉もなじみがなかったわけです。コロナウイルスによる緊急の事態でなかったら、出会えなかった貴重なチャンスを逃さないようにしたいものです。

 24日の新聞に”東京駅の新幹線のホームに行ってみた”という記事が載っていました。大型連休が始まった24日金曜日に新幹線のホームはどうなっているのか見に行ってみた。乗車率が前年比98%減ということもあって、信じられないくらいガラ~ンとしていた。そしたら、そこに男性がひとり居てあまりに人がいないのに驚いているのに遭遇した。そこで思わず「なぜこんな時に行くのですか」と聞いてしまった。そしたら、「父親が危篤なんです。行かないと後悔するような気がして・・・」と言われて、男性の抱える事情が理解できたのだと。この男性のケースは不要不急には相当しないと誰もが納得するに違いありません。

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