人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

トイレットペーパーと学童保育

 

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トイレットペーパーを取り合ってけんかを

 政府の発表では週明けにはトイレットペーパーの供給は正常に戻るだろうとのことでした。しかし、実際には薬局もスーパーも紙類の棚はガランとしたままで何も商品がありません。朝早く開店時間に行けば、トイレットペーパーだけなら手に入れることができますが、夕方にはもう売り切れになります。オーストラリアではスーパーでトイレットペーパーを取り合って取っ組み合いのけんかをした女性2人が警察に捕まったとか。警察は23歳と60歳の女性ふたりを「乱闘罪」で起訴したと発表しました。コロナウイルスの影響で買い占めが広がる中での騒動ですが、笑うに笑えない、他人事とも思えない出来事です。「お一人様一個でお願いします」という張り紙でもなければ、ひとりで何個も買ってしまいそうです。その張り紙が欲深い心にブレーキをかけてくれています。

ティシュペーパーがなくても平気?

 私が今一番欲しいのはティシュペーパーで、あと少しで在庫が切れてしまいます。でも少し考えてみると、世の中には普段からトイレットペーパーをティシュペーパーのように使っている人もいるのです。ただちょっと抵抗がありますが非常事態の時なら我慢できそうな気がします。「トイレットペーパーはトイレだけで使うもの」という固定観念を捨てれば、ティッシュが無くても怖くないのです。今手元にあるもので代用し、「~があればいいのに」とさえ考えなければ心穏やかに暮らしていけると思うのです。こんな時だからこそ、冷静に行動して毎日を楽しく暮らすための適応能力を身に着ける良い機会と考えたらどうでしょうか。

コロナウイルスの影響で親たちも受難

 コロナウイルスの影響で春休みが突然始まり長くなったことで、働く親たちは困惑しているようです。友人によると、普段から下校後に子供を学童保育に行かせている親にとってはあまり影響のない話なのだそうです。問題なのは子供が学校に行っている間だけ働いている人たちで、子供をひとりにするのが心配なのです。当時、友人も学童に彼女の娘を行かせていましたが、一度意地悪をされてからは行かなくなりました。それ以来一人で家で過ごしていましたが、兄がいたおかげで安心だったそうです。子供だけで留守番をさせることはアメリカなどでは虐待とみなされて通報されてしまいます。でも日本ではまだ許される行為なので罪悪感はほとんどないのが現状です。

学童保育で英語を習う

 学童保育と言えば、最近は新しいビジネスとして注目され、親たちにも人気があります。近所にある学童保育は子供を預かってもらえて、その間に英語も教えてもらうことができます。まさに親にとっては一石二鳥の施設です。指導員は全員英語が話せる人たちで、子供をそれぞれの学校まで迎えに行き、施設まで連れて来てくれます。その間、日本語は一切使わず子供たちに英語で話しかけるのです。夕方になると、周辺の各小学校からの子供が乗った車が到着し、施設の前の道路は急に慌ただしくなります。「ねえ、どこの学校なの?」と誰かが声をかけると、「〇〇小学校だよ」と元気な声が返ってきました。それはこの地区にある3つの小学校のうちのひとつです。例年より早い春休みが始まったこの時期は、ガラス張りの見通しの良い施設の奥には子供の気配が感じられます。

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