人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

中国への旅行が生きる糧に

今週のお題「自分にご褒美」

f:id:mikonacolon:20201209202647j:plain

自分を変えようと模索中

 実を言うと、私は今自分を変えようと模索しているところです。これから先どうなるのかわからない状況の中でも、一条の光を見出したいからです。どう変わろうとしているのか、それはできるだけ少ないお金で生活することです。その生活が我慢ではなくて平気になれば、何があってもジタバタすることはないからです。また「これでなければダメ」みたいなこだわりを捨て去ることも大事だと思うのです。考えてみると、今までは「その時が来たら対処すればいいのだから」などと呑気に構えていたのですが、コロナがわからせてくれました。突然の災難には人はなかなか臨機応変には立ち回れないことに。無駄だとわかっているのに「これからどうしよう」と思い悩み、日頃から「時短」を目指しているのに時間を浪費しました。

 たとえ、宝くじが当たって1億円が自分のものになったとしても、これまでの生活を変えないことが大切なのであり、そうは言っても、「言うは易く行うは難し」なのです。つまり、いつでも必要最低限のお金、例えば10万と決めたら、その金額で生活するのに慣れることは、自分を守ることでもあるのです。外からの変化は自分の力では防ぎようがありません。この考え方は起業支援家の堀江貴文さんやひろゆきさんが口を酸っぱくして提言していることです。でも真摯に耳を傾ける人は少なく、すぐに実践しようとする人はいないのだと嘆いているのです。

スーパーが私の背中を押してくれる

 できるだけお金を使わないで生活し、物欲を抑えようと努力している私の背中を押してくれるのは、あろうことかスーパーなのです。店内を見回すと、一目瞭然、以前に比べてお惣菜もお菓子も種類がめっきり少ないのです。明らかにお客さんが来ないし、来たとしてもみんな必要最低限のものしか買わないみたいです。それに周りなど気にせず自由に歩き回る子供の姿も最近は見かけません。購入済みの商品を詰める台に土足で乗り、平気で遊ぶ子供に目くじらを立てることもなくなりました。

 私はと言えば、信じられないことに春雨やマカロニのサラダを手作りするようになったのです。以前は面倒でやる気にすらならなかったのに、節約のためというよりは自分で作ったほうがまだましだからです。売られているものがどれも自分の大事なお金に見合う味ではないから、ただそれだけのことです。自分の大事なお金にそれなりの価値を見出したくなったのです。

中国旅行をご褒美に

 さて、節約生活を維持するには、どうしてもそれなりのご褒美が必要です。それが無くては毎日楽しくないし、些細なことに心が揺れて惨めな気分に陥りかねません。ふと、「人間の心は鏡のようで、息を吹きかけただけで曇る」との名言が思い浮かんでしまう。だから、今の時点で最も実現しやすい目標を決めたのです。それは中国への旅で、スウェーデンのベストセラー作家が書いた本の『旅の効用』に触発されたのです。北京に行き、そこで暮らしている人達と交流したら、彼らが親切で気さくなのに驚いたと言うのです。「どうやらこの国の政府と庶民は違うらしいのだ」と目から鱗なのだとか。確かに中国ドラマや映画を見ていると、新聞やテレビでしか知らないあの国がとても同じ国だとは思えないのも事実なのです。

 正直言って、今まで西欧にしか興味がなかったのですが、コロナウイルスによって自然と中国に視線が向いたのです。先日新聞に掲載されていた観光地の写真は、「岩に並び立つエレベーター」です。中国南部湖南省の高山地帯にあって高さが300m以上あり、下の方は暗い谷底に隠れています。最近は1日に約8千人の観光客が訪れているとかで、日本と比べるとまさに別世界です。

mikonacolon