人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コーヒーから連想されるもの

f:id:mikonacolon:20190816204949j:plain

アイスコーヒーはただのぬるいコーヒー

コーヒーと言えばやはりカフェですが、日本にあるアイスコーヒーはは外国にはありませんでした。初めての海外旅行でイタリアに行ったとき、試しにウフィツィ美術館のカフェでアイスコーヒーを注文してみました。そしたら出てきたのを見てびっくり、コーヒーカップに入ったただのぬるいコーヒーでした。私が言いたかった「アイス」といううのを熱くはないというように解釈したらしいのです。ちょうど季節が夏だったのでアイスコーヒーが出てくるものと期待したのですが。彼らは日本にあるようなあの冷たくて美味しいアイスコーヒーを知らないらしいのです。氷がいっぱい入った、時々カランコロンと音がするアイスコーヒーは日本独特の物らしいのです。

トイレは鍵を持って行く

そういえば、イタリアではカフェではなくてバールと呼ばれるところでコーヒーを飲むのですよね。バンコ(カウンター)とテーブルでは料金が違っていてバンコのほうが料金が安いのです。ほとんどの人がカウンターでコーヒーやビールを飲みながら親しい人たちと話をしています。ハンドバッグを持ったきちんとした服装の老婦人だってカウンターでエスプレッソを注文し、立ったままでちょっとした甘い物をつまんでいます。バールは庶民の社交場みたいですね。

昔、ある店でトイレに行きたくなったので、お店の人に場所を尋ねました。するとなにやらカギをくれて、向こうのドアを指さします。トイレはドアを開けてすぐのところにある階段を降りて、地下1階にあるらしいのです。犯罪防止のためなのですが、こんなふうにカギを貸してくれる国は他にはないのでイタリア独特の習慣らしいです。

ロシアではカフェ・マッキアートがカフェ・ラテ

初めてロシアに行ってカフェに入った時、何を注文していいのかわからずショーケースの前でだいぶ迷っていました。サンクトペテルブルグネフスキー大通りにあって、地の上の教会が見える店でした。たしかcoffee express コーヒー・エキスプレスのような名前の店だったのですが、店員さんが寄って来て注文を聞いてきます。旅行前に調べたとおり料金はそんなに安くはありませんが、まあ日本とたいして変わりはありません。カフェ・ラテはカフェ・マッキアートというらしく、ガラスのグラスでミルクにエスプレッソを入れてその上には生クリームがのっていて美味しいです。ケーキはヨーロッパほど甘くはないので助かります。あちらの人たちは甘党なのでしょうか、コーヒーを注文すると、いつだって砂糖のスティックが2個もついてくるのです。以前飛行機に乗り合わせた隣席の人から、コーヒーを飲んでいるときに「その砂糖を使わないのなら、もらえないだろうか」と頼まれたことがあります。つまり彼はコーヒーに2本砂糖を入れて飲むのです。私にはとても考えられないことです。甘党で忘れられないのは、エストニアのタリンからサンクトペテルブルグまでバスで行ったときのことです。そのときの運転手さんが休憩の時になんと砂糖まみれのドーナツを2個もぺろりとたいらげたのです。大の男がお昼にドーナツを食べるなんてどうかしてる、とびっくりしてしまったのです。

 

mikonacolon