人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

20年通っている歯医者の先生と医科歯科大学

f:id:mikonacolon:20191220152005j:plain

 

新しい歯科医院に行ったら水地獄

子どもの頃は学校の歯科検診で必ず「これは良い歯だ」とほめられていました。その言葉でいい気になって夜食を楽しんでいたら、大人になって虫歯がたくさんできました。知り合いに勧められて歯医者さんに通っていたのですが、突然その先生が病気で亡くなってしまいました。これから先どこに行ったらいいのだろうと困っていたのです。そしたら近所に新しい歯科医院ができたのです。友人や知人に聞くとなかなか腕がいいようで人気があるようです。それで私も行って見ることにしたのです。初めてなので緊張しましたが、虫歯の治療をしてもらうことにしました。むし歯や銀歯を削るときに破片が口の中に残こらないように水を流しながらやります。そのおかげで口の中がごみでいっぱいにならずに済むのです。それなのに、その時の先生は女の先生で、どうやら院長らしいのですが、その人が水を止めることなく流し続けるのです。少しずつ止めながら水を流すのがふつうですが、なぜか中断してくれないのです。まさに「水地獄」を味わいました。どれだけゴックン、ゴックンと大量の水を飲まなければならなかったことか、苦しくていい加減に嫌になりました。水でお腹がパンパンになってしまいました。その日はちょうど水曜日だったらしく、近所で評判の腕のいい先生はお休みだったのです。それも後からわかったことで、えらい目にあったのでそれからは水曜日を避けるようになりました。

理想の歯科医に巡り合う

今の先生に診てもらうようになってから、歯ブラシに加えて歯間ブラシを毎日使うようになりました。思えば以前通っていた歯科医院は、その場限りの治療でそれで終わりだったのです。あれが普通だと思っていたのが間違いだったのだと気づかされました。人の歯はお皿と同じだと思えばいいのだそうで、お皿もすぐ洗わないと汚れがこびりついて落ちなくなってしまう。だからお皿と同じように、歯も毎日磨いて汚れを取ることが必要なのだと。そして、歯ブラシだけでは汚れを取るのは無理なので、歯間ブラシを使えばより効果的なのだと教えてくれました。みんなが「腕がいい」と言うだけあって治療のセンスがあるなあと感心していたら、水曜日は医科歯科大学で講師をしているそうです。それも歯科治療の実技を学生に教えているみたいですが、誰もが先生のようにセンスがあるわけではありません。人に指導するのは想像以上に疲れるみたいで、いつもタクシーで家に帰るそうです。その日はどうしても電車で帰る気にはなれないそうなんです。

夏休みのバイトはサルの歯形を取ること

私が名古屋に親戚の結婚式に行くのだと言ったら、「僕は学生の頃、夏休みに名古屋にバイトに行ったことがある」そうなので懐かしいそうです。実は名古屋というか、愛知県の犬山市にはモンキーセンターがあってサル類だけで約70種950類と世界最多の飼育、展示数を誇るサルの動物園なのです。先生はそこで毎日ひたすらサルの歯型をとりつづけていたとか、そんなバイトがあるなんておもしろそうですね。

mikonacolon