人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナで歯医者に行くのは不要不急?

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虫歯は不要不急の事態なの?

 今朝起きてすぐウォーキングに行ったら、ランニングしている何人かの人に出会いました。だれもが人を避けて早朝の6時頃に運動しようとしているのです。朝の新鮮な空気を吸って身体を動かすことが精神衛生上とても有効なことは実証されています。たとえば、うつを治すためには生活を朝型に変えて、早朝に外に飛び出し、爽快な気分を体験することから始めるといいらしいです。外出自粛でどうにかなってしまいそうな今だからこそ、鬱防止には効果抜群です。

 家に帰って新聞をめくっていると、投書欄に『通院是非 判断できずキャンセル』のタイトルの記事を見つけました。高校生の女の子が歯科の予約をキャンセルしたそうです。なぜそうせざるを得なかったか?だいたい見当は付きます。今なにかと世間を騒がしているツイッターが原因です。検索してみたら、「現場としても来ないで欲しい」!?とか、「急ぎじゃないのに行くやつおかしい」などという、わけのわからない発言が飛び交っていた。フェイクかもと思って、新聞や週刊誌の記事なら信頼できると捜してみたが見当たらなかった。さんざん悩んだあげくキャンセルしてしまった。でもその後モヤモヤしてしまう。少し痛いだけで歯医者に行くなんて本当に不要不急のことなのだろうか。でも虫歯になったらどうしよう、不安でたまらない。

 今回の経験で彼女はあらためて気づかされたことがあると言います。それは、私たちはたくさんの情報を手に入れて満足していたが、実は信頼性のない情報も大量にあるのだという現実です。

歯科医院で感染するかもという不安?

 いつだったか、あるテレビ番組で歯医医院の取材で、歯を削ったりするときに飛び散る飛沫で感染する恐れがあると指摘していました。それでその歯科医院では診察台にシートを敷いて患者さんごとに取り換えて感染防止に努めているそうです。もちろん、歯科医の使用している医療用手袋も毎回取り換えるのです。そしてこのようなときはそれぐらいしないと患者さんが来ないのだと警告していました。

 友人に「あなたの行ってる歯医者は大丈夫?」と聞かれて困りましたが、たしかに何も対策がされていないのです。ただ、もし本当に感染するのなら、歯科医が何もしないということは考えられないのです。それに、「歯が少し痛いくらいで行くな」と言われても私なら行きます。先日も3か月に一度の定期健診に行って、虫歯が見つかったばかりです。静かに進行する歯槽膿漏も心配ですし、とにかく歯を甘くみてはダメだと思います。歯の治療は不要不急なんかではなくて、十分急を要する大事なことです。

 「現場としては来ないで欲しい」というのは、熱が37度5分以上あったり、咳などの風邪の症状がある方は遠慮して欲しいというお願いです。今ならあちこちの医療機関の扉に張り紙がしてあるので常識といえるでしょう。それと歯医者はどこでも予約制で、一般の医療機関と違って待ち時間がほとんどありません。他の患者さんと接触するとしてもせいぜい一人ぐらいです。だから、これからも歯医者には通い続けます。

mikonacolon