人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ありのままの自分とダイエット

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プラスサイズモデルとして成功

10月12日の朝日新聞の土曜版に載った、フロントランナーの彼女のカッコいい姿に見とれた方もたくさんいらっしゃるかと思います。ピンクのレギンスをはいた太ももは力強くて、自信に満ちた身体全体からはエネルギーを感じます。藤井美穂さんは26歳の若い女性で職業は俳優でプラスサイズモデルです。プラスサイズモデルというのは、ステレオタイプの細いだけがモデルではなく、「あらゆる体形をポジティブに」とうたうビッグサイズで迫力ある体形のモデルのことをいうそうです。藤井さんは身長163センチで体重は80キロ以上の体型でスリム偏重に背を向けた「プラスサイズ」のボディです。2017年の米人気ユーチューブ番組で「全員が細くなければ、なんてことない」と語って支持を集めました。インスタグラムはフォロワー約6万7千人でテレビでの俳優業やアパレル広告にも出ています。この人のすごいところは、力強い英語で外国人としての苦労を笑いに変えて笑い飛ばしてしまえる才能です。その場を沸かせて人を楽しませることができるタレントとして大人気です。

米国人は体形を気にしない?

米国へ渡った藤井さんは英語を身につけるために日本人とは距離を置きます。米国人100人と知り合う勢いで英語を勉強して、ジョークも言えるようになるまで努力しました。太っていることに関して否定的な日本人に比べて、米国人は体形や見た目についてはそれほど気にしないらしいのです。彼女が自己肯定できたのは、ある日、すれ違った女性に、「いい脚、あなたみたいな脚に憧れてるんだよね」と呼び止められたのがきっかけだそうです。日本で体形に悩んで辛い思いをした彼女は米国に来て楽になりました。今はありのままの自分でいいと言えるから、ネットで体形に悩む相談にも丁寧に対応しています。

ストレスを食べて解消しようとする

この記事を読んで昔太っていたころの惨めな自分を思い出しました。最近はダイエットとは無縁で食べたいものを食べたいときに食べる、まさに幸せな生活をおくっているので、昔の自分を忘れていました。考えてみると、太っていた頃って、日常のストレスを食べて解消しようと思っていたのです。今ではぞっとしますがシュークリーム10個をペロリとたいらげていました。ストレスをなにか別のことで何とかしようとは考えも及ばなかったのです。なにしろ食べることだけが唯一の楽しみだったようで、痩せたいと思ってはみても食べるのはやめられないのです。

ある日、スーパーに行って見ると、当時、新発売されていたダイエットプロティーンが箱積みされていました。雑誌の広告で見たことがあった商品だったので、買うことにしてレジに持って行きました。そしたら、店員同士でなにやらヒソヒソ話し込み、「これって、ダイエットできるっていう、あれじゃない」などと余計なことを言うのです。そして私のことをジロジロ見てくるので、「私、何か変ですか?」と言ってやりたいくらいでした。でも、自分が太っていることが恥ずかしくて、うしろめたくてその場を立ち去るのが精一杯でした。

 

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