人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

身体のふらつきで脳梗塞を疑われる

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朝起きて立ち上がったらふらついてまともに歩けない

昨日午後2時頃知人に会ったら今まで病院に行ってきたと言います。見ると普段となにも変わらない様子なので、「どうしたの?どこか悪いの?」と尋ねてみました。すると朝起きて立ち上がろうとしたらふらついてまともに歩けなかったと言うのです。その症状は2~3日前からあったそうで、その時はすぐに普段通りに歩けるようになってほっとしたそうです。でも昨日の朝は症状がなかなか収まらなくて、ごみの日だったのでごみ袋を持って捨てに行こうとしましたが歩けませんでした。それで仕方なくダンナさんに初めて頼んで捨てに行ってもらいました。普通は「ふらつく」という言葉から連想されるのはやはり高血圧なのではないでしょうか。でも彼女は高血圧ではないしその時も血圧は正常値だそうです。

CTを撮ってから動脈硬化の検査をする

彼女は普段から病院とは無縁なので、近所の病院に行くのに診察券が見つからないのです。もう何年もそこの病院に行っていないので作ってもらおうとしたら有料だそうで220円かかると言われました。問診票に現在の症状を書いて受付に出すとすぐにCTと首の血管を調べる検査に行きます。係りの人に名前を呼ばれて、CTの部屋の扉までなんとか歩けました。身体はふらつくのですが大勢の人がそばにいるのでころんだら恥ずかしいと思ったのです。コートを脱いでCTの細長い台の上に横になるのですが、このときも落ちないか心配で困りました。CTの検査はただじっとして目を閉じているだけなので問題はありません。もう一つの検査は首の左右の血管にエコーをあてて動脈硬化を調べるのです。これもくびを左右に動かすだけでいいので何の痛みもありません。

小さな影で脳梗塞を疑われて

ひととおり検査を終えて待合室で待っていると、名前を呼ばれて先生の診察です。まず初めにめまいやふらつきがどういう症状なのかを聞かれ、座っているときはおきなくて、立ち上がるとダメなのだということを伝えます。CT検査で撮った画像を見せられて左の箇所にほんの小さな影があるが、これが脳梗塞の影だとしたら、もうすでに左半身はマヒしていることになるのだと言います。でも彼女の手足にマヒはなくて、しゃべり方もいつもと変わらないのです。先生はなんども彼女を歩かせたり、くるっと回って見せるように指示するのですが異常は見つかりません。目の前のものが二重に見えたりしないか、あるいは顔を動かさないで目だけで追うようにと指示して指を動かします。それでも何も見つからないので、めまいを抑える点滴をすることにして、その合間に血液検査の結果を出してもらうことにします。

もう10歳年取っていたなら、即入院

点滴を終えて再び診察を受けると、先生は血液検査の結果を見て彼女のコレステロール値が200と高すぎることを指摘します。でも彼女は健康診断でいつもコレステロール値が高いのに慣れているので平気なのです。彼女の場合幸いにも善玉コレステロール値も高いので問題ないのですが、ひとつ気になることがあるそうです。それはCT画像の小さな黒い影で、これがあると脳梗塞になる可能性が高くなるので、もう10歳年取っていたなら、即入院してもらうと先生が言うのです。彼女の場合まだ若いこともあって入院しないまでも薬を飲んでもらうかもと言われたそうです。それは次回の診察の時にまた別の血液検査の結果次第で決まるのだといいます。

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