人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

老夫婦の歯磨き習慣に脱帽

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ジョギングもマスク着用に納得

 今朝いつものように散歩をしていたら、交差点で信号を待っている時にハアハアいう荒い息が聞こえてきたんです。何だろう?と思って振り向くと、マスクもつけずに走っている男の人が通り過ぎたんです。それは一瞬のことでしたが、今のご時世ですからやはり恐怖を感じてしまいました。住んでいる地域の掲示板にあったコロナ予防の情報によると、普通に話していても、飛沫は2mの範囲に飛ぶ散るそうです。ええ~、そうなの?知りませんでした!そう考えると、息がハアハアなんていうのは、走っている間中広範囲に飛沫をまき散らしているのと同じです。IPS研究所の山中教授が「ジョギングのときもマスク着用で」と指摘されていたのもうなずけます。あの時は苦しくてそんなの無理なのではと思いましたが、これからはそれが当たり前で新常識になるのですね。コロナウイルスは見えない敵なので、自分で意識しない限り身を守るのは難しそうです。

食事と歯磨きはセットで

 以前、ブログに歯の治療は不要不急なんかではないと書きました。そしたら先日の新聞の投書欄に93歳と88歳の老夫婦の方がふたりとも入れ歯が1本もない!とあって驚かされました。旦那さんは93歳で26本、奥さんは88歳で29本も自分の歯があるなんて奇跡に近いのではないですか。普通の人は入れ歯が多いと思うのですが。それにしても歯科医師や衛生士でもない限り、そんなことが可能なのでしょうか。その秘訣は食事と歯磨きをセットでする習慣をつけることのようです。何回にもわたる試行錯誤があった末に定着した方法で、食事の際に箸と歯ブラシを一緒に持ってくるようにしたそうです。台所に置いてみたがダメ、お風呂場にも置いてみたがダメでした。でも試しに食卓に箸と歯ブラシをセットで置いたら自然に磨く習慣がついたそうです。

 それとなんといっても、お二人の若いころの約束が、『年をとっても同じ物が食べられるようにしよう』とのことで素晴らしいです。何にも考えないで生きるのと、このような目的意識があるとでは全然違った人生になるのはわかりきっているのです。お二人は見事目標を達成されているわけで、スゴイです、なかなかできることではありません。『歯磨きも含めて食事の時間、今日もしっかり食べられたという感謝も込めて掃除する』。元気な身体は元気な歯が作ってくれると確信していて、残り少ない人生、食べることを楽しみたいと語っています。

歯磨きはお皿を洗うことと同じ

 私の通っている歯医者の先生は、「自分の歯をお皿だと思えばいい、食べたあとのお皿を洗わない人はいないでしょう?」と歯磨きの必要性を指摘します。確かに汚れたお皿を面倒だからとすぐに洗わないと、汚れがこびりついて取れなくなることがあります。めんどくさいことが嫌いなのに、かえってそれよりさらに面倒な状況に陥ってしまっていたとは・・・。確かに疲れていたり、死ぬほど眠い時などは歯磨きをついついパスしてしまうこともあります。そんな時こそ、意識的して「ダメだ、こんなことでは」と先生の言葉を思い出すことにしている。「自分の歯ほど食べ物が美味しく食べられる入れ歯はないですよ」。元気な歯が羨ましい老夫婦に背中を押されて、今日からさらに気合を入れようと決めました。

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