人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

エルミタージュ美術館とルノアール

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エルミタージュ美術館の「大使の階段」の天使

 

 

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美術館内部の光輝く天井の装飾

エルミタージュ美術館は相変わらず素晴らしい

エルミタージュ美術館の開館時間は10時半で他の美術館よりも1時間くらい遅いです。雨模様の天気が続くサンクトペテルブルグで光輝く美しいものを見たくて美術館に行こうと思いました。ロシアに来てもう1週間ですが暗くどんよりとした天気に心も憂鬱になっています。もう何回となくエルミタージュに来ていますがいつになく寂しい光景が広がっています。エルミタージュ美術館の前の広場は、普通はお土産を売っている人たちがしきりに観光客に声をかけてきてとても賑やかです。彼らの持っている品物は美術館のショップで売っているものより安いのでばらまき土産にはちょうどいいのです。キーホルダーや観光地の絵が描いてあるコンパクトなどをたくさん買った思い出がありす。中世の衣装に身を包んだカップルが観光客の希望に応じて一緒に記念写真を撮ったりしています。また美しい馬車にも乗ることが出来て旅の思い出を作ることができます。馬車はいろんな形があって見てるだけで楽しめます。下の3枚の写真をご覧ください。

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エルミタージュの別館が新しく生まれ変わりました

3年前に行ったとき、エルミタージュ美術館の別館は美術館向かいの旧参謀本部の4Fにありました。そこには今まで本館の3Fに展示されていた19世紀から20世紀のヨーロッパ美術が移動しました。それらの絵画のほとんどは誰でも知ってるような有名な画家の作品です。たとえば、ピカソゴーギャンマチスセザンヌゴッホルノワールといったゆっくり見たい作品ばかりです。モネの作品もありますが、残念ながら「水連」はないのです。本館のチケットでこちらの別館も見学できるのに、実はあまり人が来ないみたいでいつ行っても空いています。こちらの別館だけなら300ルーブルで見学できるのです。

参謀本部の4Fだけだったエルミタージュ美術館の別館が、今回行ったら立派になっていてもうびっくりしました。私が訪れたのは11月初旬ですが、2019年に新しくなり規模が大きくなって、展示室は2Fから4Fまでと充実しています。2Fと3Fは本館と同様の展示ですが、特徴はロシアの軍服と刀剣がやたら目立っています。今回3度も訪れて感じたことは、今この美術館は何か大きなプロジェクトの準備の真っ最中らしく、何台もあるパソコンの前に座ってみんなが何かに没頭しているようなのです。別館の入口はさながら何かの作業現場と化しています。とにかく重要な催し物があるらしくスタッフは皆忙しくしています。講演か何かに使うのだと思いますが、たくさんのイスが整然と並べられている会場が作られていました。大きな看板には、たしか「メモリアル・フォーラム」と書かれていたような気がします。最初は中が広すぎて、出口がどこなのか分からず困ってしまったのですが、3度行ってようやく把握できました。なぜ3度も行ったのかというと、やはりヨーロッパ美術が見たかったからで、特にルノワールはよかったです。3枚ほど撮って来た写真を載せておきます。

 

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