人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

列車の乗り継ぎ時間がたった5分?

どう解釈したらいいか、わからず、大丈夫かと自問する

 ウィーンから、列車に乗ってポーランドの古都クラクフへ行こうと、ネットで列車を探した。コロナ前によく利用したレイルヨーロッパのサイトはもうないので、頼れるのはオーストリア国鉄のサイトぐらいしかない。他にも、omioとか言うサイトもあるが、あれは結局、最後に手数料が掛かって、実際の運賃よりも割高になる。それに、事前の座席予約ができなくて、アトランダムに席が割り当てられるだけだ。運を天に任せて、お任せするしかないが、反面、オーストリア国鉄の英語の画面で慣れない外国語と向き合い、何とかチケットをゲットするよりは、楽なことは楽である。

 今回omioのサイトで、ウィーンからクラクフ行きの列車を検索したら、2件あって、1件は乗り換え1回で、もう1件は直通列車だった。料金はというと、どちらも 94ユーロ、もちろん手数料の 4ユーロが加算されるので、 98ユーロが最終的な値段だ。ここで私が言いたいのは、料金のことではなくて、乗り継ぎ時間のことで、なんと乗り継ぎ時間がたったの 5分しかないことだった。最初私は、これは何かの間違いに違いないと思った。自分の目がおかしいに違いないと、画面を穴が開くほど見つめたが、間違いはない。正真正銘の5分だった。乗り換え駅のホームで電車が待っていてくれるのかもしれないなどと都合のいい解釈をしてしまいそうになる。

 この電車を選択して大丈夫か、素直に信じていいのか、悩ましいところだ。実はその電車を逃すと、次の電車は夜遅く着く直通列車なので、できれば知らない街へは明るいうちに着きたいのが人情というものだ。さあ、どうしようかとなったとき、いつもの何でも検索してみようという癖が出た。ダメ元で「乗り継ぎ時間、たった5分」と入力してみると、ヒットした。その情報によると、「ヨーロッパの電車は乗り継ぎ時間が短すぎて、電車が遅れると乗り継ぐ電車に間に合わなくなる時がよくあります」とのことだ。では乗り遅れた場合はどうするのかというと、「その場合は、当然、他の電車に立ったまま乗ることになります」と嘆くことになるがどうしようもないと言う。

 ヤフーのサイト”知恵袋”でも情報を探したら、詳しい列車の時間はオーストリア国鉄のサイトを閲覧したほうがいいというアドバイスが出ていた。早速サイトに移動すると、私が乗る予定の日にちの列車は「not avaible」でまだ買えなかった。だが、ここで私はとても役に立つ情報を得ることができた。それはomioでは2便しかなった列車が、オーストリア国鉄のサイトでは何便もあったことだった。自分の予定に合わせて選べるという自由な選択肢があった。何度か試してみると、どうやら、列車のチケットは3カ月前から買えるようだと見当がついた。

 さらに、特筆すべきは、列車によって値段が違うことは重々承知だが、omioとの値段の差があまりにも大きいことだ。チケットの値段は時期によって価格が異なるので、単純に比較はできないが、現時点で買えるぎりぎりの8月の列車の価格を比べてみると、omioが94ユーロに対して、オーストリア国鉄のサイトではなんと22ユーロという安さだ。これには正直いって驚きを隠せない。こんなにも安いのなら、画面が英語だろうが、ドイツ語だろうが、迷わず利用するだろう。もっとも私はその昔、無謀にも付け焼刃のドイツ語で、チケットを買った経験があった。信じられないかもしれないが、その頃はe-チケットなどないので、紙のチケットを国際書留で送ってもらった。その際の手数料はなんと2ユーロで、さすが観光王国オーストリアだと感激した覚えがある。

 試しに乗る列車を選択して、画面の案内に従って進むと、座席選択の画面が出た。やはり、TGVと同様に一人席もちゃんとあるので、5時間以上の長旅ともなれば、隣の人を気にせずに快適に過ごしたい。二人席でも、一人席でも料金は変わらないので、早い者勝ちである。因みに私の場合は10月の列車が狙い目なので、となると計算上は7月に入ったら買えることになる。朝早くても構わない。目的地に明るいうちに着けるなら万々歳だ。早速、列車が出発するウィーン中央駅に歩いて行けるホテルを予約しておいた。

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