人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ずんだ餅アイス

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

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ずんだ餅とアイスが一緒に食べられて、得した気分に

 実は冒頭の写真ははてなブログのお題「好きなアイス」の週が終わってから撮ったのです。それというのも、スーパーでこの「ずんだ餅アイス」を見つけるのが遅れたためでした。それなのに、なぜこの話題を持ち出すのかというと、実家のお嫁さんから届いたメッセージのおかげなのです。文面は「スーパー行ったらずんだ餅アイスが山盛あったよ。お正月は乞うご期待!」で、なんだか映画の宣伝文句みたいだなあとちょっと思いました。こんなに寒くなってどちらかというとあったか~いものが食べたくなるのになぜ今更アイスなのかと戸惑いました。思えば、私は初めてずんだ餅アイスを食べたとき、オーバーな言い方ですが感動したのです。「何?、これはいった何なの?!」と開いた口がふさがりませんでした。何に感動したのか、そりゃもちろん、あの何とも言えない美味しさにです。それまで出会ったことのない斬新でまろやかな味に目から鱗でした。

 ずんだ餅アイスとの出会いは毎日のように行っているスーパーでした。アイスの棚を何気なく見ていたら、何やら見かけたことがない名前のアイスがありました。それが「ずんだ餅アイス」で、パッケージを見るとアイスの中にずんだ餅が入っているらしいのです。「へえ~、珍しいアイスがある!」とすぐに面白いと思いました。次に頭の中でアイスとずんだ餅を一緒に食べたらどうなるか想像してみました。でもあまり美味しいとは思えなかったのですが、「試しに買ってみるか」といっぱいあったのにひとつだけ買いました。その時はこんなにたくさんあるのだから、またいつでも買えるのだからと信じて疑いませんでした。実はこの後、もっと買っておけばよかった!とものすごく後悔することになるのです。でも先見の明がカケラもない人間ですのでどうしようもありません。

 家に帰ってきて、たいして期待もせずにずんだ餅アイスを袋から出しました。実物はずんだ餅が美しい黄緑色したずんだアイスクリームの中に隠れているのです。だから、ずんだ餅を食べる前にまずずんだアイスクリームを味合うのですが、これがまたとろとろで斬新な味がしました。さっぱりとしたアイスを食べていたらずんだ餅の姿が見えてきました。枝豆の粒粒とねっとりして甘ったるいあんこが口の中に広がっていきます。ここからはアイスというよりはまさにずんだ餅を食べている感覚で、まさに一石二鳥で得した気分になれるのです。食べた後は自然と「また食べたい!」という気持ちになりました。それで後日スーパーに行ってみたら、なんと棚にあったのにはひとつだけでした。皆思うことは同じのようで、変わっている、レアなアイスだから当然かと納得し、最後の一つを買いました。それからは遠くにある同じ系列のスーパーまで買いに行って食べていたのですが、そこもすぐに売り切れました。結局現在に至るまで、私の住んでいる地域ではもう手に入らなくなったのでした。

 今ではもう寒くなったのでアイスなんていいかと諦めていたところでした。そんなとき、実家からのメッセージが届いたのです。以前メールで「美味しいアイス見つけたよ、それはずんだ餅アイスで、安くて美味しいから食べてみて」と知らせたことがありました。そしたらちゃんとそのことを覚えていて、試しに買ってみたら嵌ってしまいました。早速友だちを家に呼んで食べさせたら好評だったと喜んでいたのです。でもどこにでもあるわけではなくて、売っている店は限られています。ところが先日スーパーで偶然ずんだ餅アイスの山に遭遇しました。そしたらまるで砂漠で泉を見つけて興奮した旅人のように爆買いしてしまったのです。こちらはなにぶんそんな幸運に出会うことがない人間ですので、その幸運のお裾分けにあずかろうと思っている次第です。ただ心配なことが一つ、「冷凍庫はもう1ミリも隙間無いのよ」と言ってたのにどうするんだろう。

mikonacolon