人生は旅

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地球の歩き方の東京版が出た

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日本人のための東京案内

 あの「地球の歩き方」に東京版が出たらしいです。もともと東京オリンピックの盛り上がりに便乗しようとしたらしいですがコロナで状況が一変しました。それで6月の予定が9月に伸びてしまったと言うわけです。もちろん、外国版はこれまでもあったわけですが、この東京版は日本人のための東京案内と言えます。例えば、Suicaイカの使い方や山手線の運行状況などの詳しい説明も載っていて、まるで外国のガイドブックのように感じてしまいます。姉が映画やドラマのロケ地として使われる佃島に行きたいらしいのです。コロナが終息して行けるようになったらぜひ東京版を利用して楽しみたいです。

東京駅に案内所がなくて困った

 東京と言えば、思いだすのは東京駅で困ってしまった経験です。以前住んでいたことはあるのですが、駅の構内も街並みも時と共に変わっていきます。その日私は東京駅の近く、とはいっても駅とは目と鼻の先にあるホテルで待ち合わせをしました。丸の内口を出ればすぐわかると簡単に考えていたら、目の前はビルだらけでホテルの看板も見つけられませんでした。いつも事前に地図で場所の確認をするのに、なぜかこの時だけはしなかったのか不思議です。たぶん、「誰かに聞けばすぐわかるだろう」ぐらいにしか考えていなかったし、日本だから大丈夫と思っていたのです。

 すぐに駅に戻り、駅員に尋ねようとするのですが見当たりません。誰一人いないなんて!当てが外れました。構内に案内所がないかと探して、やっと見つけたとホッとしたらそこは「外国人用の案内所」でした。しかも大勢の外国人が列をつくっているのです。気軽に行って聞ける雰囲気ではありません。やはり日本人には敷居が高い場所です、日本人の方はご遠慮くださいなんて言われそうで。変な話ですが、外国人優先とはわかっていても隙あらば助けてもらおうとしていたのです。どうやら、駅構内には昔は必ずあった案内所がないようです。田舎から東京に来て不慣れな人でなくても、情報が欲しい場合は案内所が不可欠ではないのか、これでは不便すぎるのでは。なんて思っていたら、そうか今はスマホもあるのでアプリが利用できるので必要ないのか。つまり自分で何とかしろと言うことかもと気づきました。

地図アプリがあってもわからない

 スマホの地図アプリというのはそんなに便利なものなのか、使ったことはないので半信半疑でした。ある日、近所を歩いていると、作業服を着た男性に道を聞かれました。その方は仕事で工事に行くお宅を捜しているのですが、見つけられずに困っていたらしいのです。捜している住所を見ると今いる場所からすぐ近くです。でも住所だけではわからないので、何か目印になるものはないかと尋ねると、スマホを見せられました。その画面には、そこの住民しかわからないと思われる簡単な地図が載っていて、小さく「○○郵便局」の文字が見えました。○○郵便局はまさに私たちが立っている場所の道路を挟んだ向かい側にありました。男性が捜していたお宅は郵便局を通過して左に曲がれば行けることがわかりました。私が指さして「○○郵便局はあそこですよ」と言ってあげたののに、男性はキョトンとした顔をしていました。無理もありません、あの地図では○○郵便局があることさえ認識しづらいからです。せめて公共の施設と学校などは色分けして表示してもらいたい、そんなふうに感じた経験でした。

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