人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

イタリア旅行の思い出②

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頭が今にも天井につきそう?

航空券はHIS(エイチ・アイ・エス)に行って、なにもわからなかったのですが、直行便は料金が高いので、経由便の方が安いからと勧められました。それで、KLMオランダ航空でオランダのスキポール空港で乗り換えて、ローマに行くことにしました。このとき乗った飛行機は座席にエンターテイメントのサービスがついていなくて、座席の一番前に大きなスクリーンがあるだけでした。さすがに10時間近くのフライトで映画がちゃんと見られないのは退屈でつらかったです。機内ではオランダ人のCAさんが忙しく働いていましたが、その中に金髪でチャーミングな顔をしているのに、すごく背の高い人がいたのにはとっても驚きました。だってその人の頭が今にも天井につきそうだったからです。ヨーロッパの中でもオランダの人は特に背が高い人が多いと話には聞いていましたが、あまりの高さ、今まで見たこともない高さに圧倒されてしましました。

ローマの駅で客引きから走って逃げる

なんとか無事にローマに着き、空港から鉄道でテルミナ駅に着きました。そしたら、ガイドブックに書いてあったそのままの状況に遭遇しました。私たち乗客に向かってものすごい数の客引きが押し寄せてきたのです。「タクシー、タクシー」と連呼して来られると、もう怖くなってしまって走って逃げました。なんとか駅から出るとほっとしました。私たちは最初の海外旅行ということもあって、海外の危険情報の本を読みすぎて警戒しすぎていました。子供は怖がってベッドで私にしがみついて、「ママ、怖い」というのです。イタリア人は人なっつこくて親切ですが、どうしてもついていけないとこもあるのです。ローマのホテルに泊まって、翌朝早く起きて、ベランダで外を眺めていました。そしたら、近くの物干し台で女の人が洗濯物を干していました。外国、特にヨーロッパでは外には洗濯物を干さないと聞いていましたが。

ローマからフィレンツェへは新幹線で

ローマからフィレンツェへは新幹線で行きました。チケットは地球の歩き方の旅行社で取ってもらいましたが、今思えば、通信費とか手数料とかを結構取られていました。あちらも仕事なので仕方がないのですが、両方合わせて3千円以上もとられていました。今ではすべてその国の国鉄のサイトから買うようにしています。イタリアの新幹線の車内でのことですが、私たちが席を捜していると、もうすでに誰かが座っています。躊躇していると、若い男の人がやってきて、「早く言わなきゃ、自分の席なんだから」というのです。それで、はっきり言うと座っていた紳士はすぐにどいてくれました。また、大きな荷物を持っている婦人がいたら、すぐに近くのひとが手伝ってくれます。自分の席の番号をぶつぶついいながら、席を捜している人がいたら、席が見つかった途端に、みんなが一斉にそこと指を指します。こういったことは、日本では決して見られない光景です。

 

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