人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

千と千尋の神隠しのモデルとなった台北の街

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上の写真は九份(ヂウフェン)にある寺院の内部で、あまりの鮮やかな色彩に思わずシャッターを押してしまいました。

九份に行くバス停が見つからない

日本で有名になった宮崎駿監督のアニメ「千と千の神隠し」のモデルかと言われる九份(ヂウフェン)に行くことにしました。行き方は電車とバスの二通りあるのですが、電車は台北駅がら電車に乗り、瑞芳(ルイファン)駅で降ります。そして、そこからはバスを待つか、タクシーを使うかなので、それなら初めからバス1本で行こうと思いました。それで台北車站駅からMRT阪南線で忠孝復興(ツォンシャオフウシン)駅で降りました。ネットの情報によると、「2番出口を出て、そのままSOGOを背に横断歩道を渡って数十メートルのところにある」と書いてあるのですが、2番出口を出てもSOGO が見当たらないのです。それで目の前にあった横断歩道を渡って歩いて行くと、向かい側に大きなSOGOが見えてきました。でもバス乗り場のようなものは見当たらないので、すぐそばにある台湾茶専門店の人に聞いてみました。すると、SOGOは2か所あって、バス停は大きなSOGOではなくて小さなSOGOの前にあるというのです!親切にも詳しく教えていただき、美味しいお茶をごちそうになりました。「小さなSOGO」はすぐ見つかったのですが、バス停を見逃してどんどん歩いていってしまいました。そしたら近くで私たちの様子を見ていた車いすの人が追いかけて来て教えてくれました。SOGO の前でティッシュペーパーかなんかを売っている人らしいのですが。バス停のサインをよく見てみると日本とは違ってやたら小さくて分かりにくいのです。それに私が通りかかった時はライトバンみたいな車が止まっていたので、よけいにわからなかったみたいです。

両替のために弁当を買った運転手さん

さて、いろんな人のおかげで九份行のバスに乗れたのですが、またトラブルです。3人で300元なのですが、お金がぴったりなくて500元札しかありません。EASY CARDを買っておけばよかったのですが、セブンイレブンがなくて買えませんでした。台湾のバスはお釣りがでないので、500元札では乗れないと言われてしまったのですが、それでも「お釣りはいらないから」と言って無理やり乗せてもらいました。乗客が乗ってくれば、いつかはお釣りが出るのだろうと簡単に考えていたのです。しかし、乗る人乗る人皆カードなのでお釣りは出ないのです。それでどうするのだろうと考えていたら、バスは途中で止まり、運転手さんはお店からお弁当を買ったみたいなのです。そしてついでに500元札を100元札5枚に両替してくれたのです。それで私たちは乗車料金の300元を支払うことができたのです。つまり私が無理やり乗ったせいで、運転手さんは弁当を買う羽目になったわけです。本当は降りなきゃいけなかったのに、乗ってしまってごめんなさい、そしてありがとう、と言いたい気持ちです。

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