人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

保育園の3歳児の驚くべき成長

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うちの子は問題児かも?

私の友人の孫娘は保育園に通っていてもう4歳になりました。妹も生まれてお姉さん風を吹かせていますが、3歳の頃は保育園の問題児なのではと周りを冷や冷やさせていたのです。友人がスマホで撮った運動会の動画を見せてくれました。そこにはみんな元気よく入場行進しているのですが、そのなかにひとりだけやる気なさそうな女の子がいるのです。そうなんです、友人の孫娘で、先生も気になるらしく手をつないで気にかけてくださるのです。愉快な音楽が流れてくると、みんな楽しそうに手足を動かして踊り始めます。ところが、ひとりの女の子だけは、ただ一点を見つめたまま何もしないで立ち尽くすだけなんです。女の子が見ているのは携帯で愛娘の写真を撮ろうとしている父と母なのです。指しゃぶりをしながら不安でたまらなそうな顔をしています。周りの子たちがやる気満々で踊っているのでつられて自分も踊るのかと思ったら、最後までなにもせずに出番は終わりました。確かにあの動画を見る限りではこの先どうなるのか心配になるのも無理ありません。だから「まだ小さいからそんなものなのだし、大きくなればちゃんとやるから大丈夫だから心配なんていらない」と慰めておきました。そうしたら、4歳の時の運動会ではちゃんと音楽に合わせて楽しそうに踊れました。何も心配いりませんでした。子供は潜在能力の塊なので予測がつかないからこそ将来が楽しみなのです。

マトリョーシカも自由に組み立てられる

4歳になって、おもちゃのように遊んでいたマトリョーシカがなんともう自分で組み立てられるのです。3歳の頃は大人が手助けしないとまともに遊べなかったのです。開けても開けてもまだお人形が出てくるロシアのマトリョーシカがお気に入りで、全部出しては組み立てを何度も繰り返して熱中しています。一番最初の人形を開けるときこそ力任せですが、回して開けるとか、開けたものをまた元に戻すといった手先の細かい作業を簡単にやってのけます。3歳の時出来なかったことがすべてできるようになったのが成長した証拠です。「驚いちゃったわよ」というのが友人の正直な感想です。子供の成長は加速度で進むらしく、周りの大人にとっては想定外の出来事なのです。

保育園であいうえおを習う

友人の孫がかるたをやりたいと言いだして、娘がドラえもんトランプの札を読んでふたりで遊んでいたそうです。4歳でかるたで遊べるのと不思議に思って見ていると、なんとひらがながわかるらしく次々と正解の絵札を取っていきます。しかも、札を取るのがあまりにも早いのであっけにとられてしまいました。「この子はなんでひらがなが読めるの」と娘に尋ねると、今どきの保育園ではあいうえおを教えるのだそうです。通っている保育園は確か公立保育園だったはずですが、時代の流れで世の中がすこしずつ変わってきているようです。昔はそういうことはすべて親がほかの子と差をつけるために熱心にやってきたことです。でも今はだれにでも公平にそういう機会が与えられているのが素晴らしいと思います。

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