人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

幼稚園の芋掘りと紅芋アイス

今週のお題「いも」

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幼稚園の先生が畑仕事を

 仲良しのご近所さんからサツマイモを頂きました、それも立派なお芋を2個も。「うちはあまり食べないから、貰ってくれる」とお裾分けをしてくれるというのだ。話を聞いてみると、娘さんが勤めている幼稚園から持ち帰ってきたようだ。子供たちが楽しみにしていた芋掘りの行事があったらしい。「職員は前日から準備が大変なのよ」というので、「準備って何なの?」と不思議に思って聞いてみた。すると「畑仕事よ。子供たちがイモを掘りやすいように土を慣らしておくのよ」と信じられない答えが返ってきた。「ああ~、今日は慣れない畑仕事をして疲れた」と娘さんが愚痴を言っていたという。

 でも、ここでまた疑問が湧いてきた、なぜ幼稚園の先生がそんな仕事をしなければならないのかわからなかった。普通は芋掘りは農園の芋畑でするものだから、そんな準備は当然あちらでやってくれるものだとばかり思っていた。ところが、娘さんの幼稚園は自分のところで農園も経営していた、だからイモのつるを引っこ抜いてイモを掘り出すのも職員全員でやるらしい。幼稚園バスの運転手さんも総動員される。

 考えたこともなかったが、幼稚園の小さな子が本当の芋掘りをするのなかなか大変なことだ。土をほぐして可愛いい小さな手でも掘りやすいようにしておく、まるで宝物を掘り出すイベントの準備のようだ。スマホの写真を見せてもらったら、子供たちは軍手をはめ、掘ったイモを手にしてみんな笑顔だ。女の子たちは鮮やかな赤やピンクの手袋をしていた。スーパーで簡単に手に入るイモではなく、自分の手で頑張って掘ったイモだからこそ大切なのだろう。今の子供は「自分の大事なイモ」をどうやって食べるのか、どんなイモ料理が好きなのだろうか。やはり、あの甘~い大学芋が好きなのだろうか。

アツアツのイモ天が美味しい

 私ははっきり言って、サツマイモはあまり買わないし、食べないのです。でもせっかくのご近所さんの好意を無にするわけにもいかないので、一番シンプルで美味しい食べ方を選びました。油でそのまま揚げて、ホカホカ熱々のイモを舌を火傷しそうになりながらハアハア言いながら食べました。久々に食べるサツマイモは想像以上に美味しかったです。ただ、残念ながらサツマイモはご飯のおかずとしては食卓には登場しません。あくまで私にとっても「おやつ」でしかないのです。でも今の世相を反映するキーワードを使うと、おやつは不要不急のものなどではありません。

紅芋アイスに嵌る

 サツマイモと言えば、昔ブームになったものに紅芋があります。紅芋と言えばバラエティに富んだスイーツがいろいろあるのですが、私にとっては紅芋アイスでした。紅芋と言えば、沖縄で、石垣島もいい、でもできることなら離島がいいと思いました。自分の足元まではっきり見えてしまう、透明な海と紅芋アイスに惹かれて西表島に飛んで行きました。毎日のようにソーキそばと紅芋アイスを食べたのに飽きることはありませんでした。朝から砂浜で貝拾いに熱中して時間を忘れ、その日の収穫に満足する。そしてお昼になると10分ほど歩いて店のある地域へ直行です。デザートは決まって紅芋アイスで、今思うとなぜあんなに美味しく感じたのか、不思議でなりません。

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