人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

外出自粛で韓国ドラマ「大王世宗」に学ぶ

 

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GAOはブラウザで視聴画面の大きさが違う

 今日は全国的に夏日になると、目覚まし代わりのNHK第一放送の天気予報で知りました。那覇の最高気温が27度というのはわかりますが、東京も同じ温度とは驚きです。ちなみに全国の最高気温は前橋の29度で家に居てもつらい一日になりそうです。早くもエアコンの出番となりそうで、電気代に頭を悩ます季節が始まりました。

 家に引きこもっている間、動画サービスで気晴らしをしているのですが、最近今まで気づかなかったことを発見しました。それは視聴画面の大きさや広告の有無がブラウザによってかなり違うことです。無料動画のGAOを普段視聴していて、いつもはInternet Exploerで視聴していました。ところが、今の時期だからか何度やってもGAOの画面が出ないことがありました。その時ふと思い出したのです。先日はてなブログの『記事を書く』の画面が機能しなくて困った時のことをです。あの時はブラウザを別のものに変えてみたらうまくいきました。それでパソコンの元々のブラウザであるMicrosoft Edge で試してみたら、問題なく視聴できました。しかも視聴画面が大きくて見やすいし、広告がほとんどなくて、Exploerとの違いにびっくりです。

無気力な王子を目覚めさせたのは

 以前ブログにも書いた韓国ドラマ『大王世宗』に出てくる忠寧大君、つまり王の3男で家族思いの王子から目が離せません。民のためには後先考えず、自分の信念に忠実で突っ走ってしまう、信頼に値する人間性が魅力です。王である父や兄(王位継承者)の武力による支配には真っ向から異議を唱えて、もっと民に寄り添った政治をと心から願っています。家族からは”情けない奴”と揶揄されながらも、人の心を読む才能を持つせいで、早くから「王の人材」と囁かれていました。

 子供の頃、自分の理想ばかりを追いかけて挙句の果てに、兄のように慕う側近を身代わりに死なせてしまいました。「お前は動くな!お前が動けば周りの者を死に追いやるだけだ」と王にきつくとがめられます。

 それでも王子様の民に対する思いは抑えきれず、異議を唱えるたびに「王位を狙っている」と誤解されます。王子が政治に関与しようとすれば、自ずと遠ざけるように仕組まれます。武力でしか民を抑えられない朝廷と無力な自分に絶望した王子は北方の領地に送られます。そこは他民族の女真族との国境の地で、便宜を図ってうまく敵との共存を目指そうとする将軍が赴任していました。その将軍の柔軟な言動が無気力に生きていた王子を変えるきっかけになりそうです

敵との共存を目指して

 村民がイノシシを追いかけて夢中になったら国境を越えてしまった。当然相手は攻めて来て戦うことになった。朝廷に命じられて視察に来た官吏は敵を絶滅させようとする。早急に北方征伐するように命じられているのだ。だが将軍は「その辺にしておけ」と部下に引き上げるよう命令する。官吏は上からの命令に逆らうのかと責めるが、将軍は意に介さない。「ここでは私に従ってもらう」と譲らないのだ。

 将軍はその日の夜、敵への贈り物を持って相手をなだめに行く。相手の言い分を聞いた後に「そう焦るな。もうすこし辛抱しろ」と諭す。だがその現場を監視していた官吏に見られてしまう。将軍は敵と密通した罪で罷免されそうになる。私服を肥やしていたのではと誤解される。だが「将軍は何も悪くない」という村人の訴えで釈放されるのだ。また、信じられないことに、敵同士なのに現代でいうサッカーのようなこともする。これには官吏も呆れていた。いつもお互い緊張を強いられているのでいわゆる「気晴らし」のようなものだろう。将軍の行動はすべて村人の命を守るためなのだ。

 「お前には自尊心はないのか?いくら頑張っても誤解されるだけだぞ」。王子が将軍の行動にイライラして言い放つ言葉に目ざめの兆しが見えます。「村人はみんな理解してくれている。それにみんないつかはわかってくれるはずだ」という将軍に学ぶところが多いです。

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