人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

忘れ物の才能が爆発

今週のお題「爆発」

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▲スペインのバレンシアにある芸術科学都市水族館。NHKまいにちスペイン語テキストから。

まさかの精神科医が忘れ物が悩みという事実に仰天

 昨日の日経新聞の夕刊のコラムを読んで衝撃を受けました。あの精神科医きたやまおさむさんが自身の悩みを告白しているのですが、それがなんと忘れ物が多いということだったからです。全く意外で信じられないことなのですが、子供の頃から親に叱られてばかりいたそうです。「お前は反省していない、反省していないから繰り返す」のだと言われ続けていたのです。大人になったら少しは治るかと思っていたら、相変わらず忘れ物をする才能の爆発は収まらなかったようです。忘れ物が多いということは、やたら物を無くすということです。きたやまさんが失くすものは財布、メガネ、鍵、切符で、メガネは別にして他は大事な物ばかりです。

 それらを失くしてしまった状況を自分の立場で考えると、ほとほと困り果てる姿を容易に想像することができます。人はできるだトラブルは避けて穏やかに暮らしたいものです。それなのに日常的に次々と困難に会わなければならないとしたら、もし自分だったら心が折れてしまいます。正直、新聞のコラムで堂々と書けるのですから、呆れるのを通り越して感心してしまうほどです。忘れ物の爆発にもめげず、りっぱに精神科医としてお仕事をされているのですから。長い間忘れ物と格闘してきたきたやまさんは、今では有効な対策をしているので、若い頃よりは悩み軽くなりました。

 それでも、新幹線の切符に関しては、気が付いたらもう手元にないことが多いのです。この切符というのが一番問題で、「見つからなかったら全額払っていただきます」と言われてしまいます。でも幸運なことに車掌さんたちのおかげで最後には9割がた見つかってホッとします。このコラムには落ちがあって、自分の恥ずかしい話を大勢の人が読んでくれる新聞に書くのは対処療法?になるというのです。つまり自分の恥は隠すよりも勇気を出して曝け出した方が有効だと言いたいのです。事実、きたやまさん自身、散々人に言い散らかしていたら、気が付いたら「問題は確実に減ってきた」そうなのですから。

 私の場合、以前はよく傘を失くしました。電車に乗ってとりあえず近くに置いておくと、降りるときには傘の存在を忘れてしまうのです。「しまった!」と思ってももう遅いし、駅員に連絡するのも面倒なので諦めてしまいます。それで「雨の日を楽しく」などという目的でお気に入りの傘を買うのを断念しました。最近は「傘を絶対に手から離すな」と自分に言い聞かせているおかげで、何とか面倒なことにならずに済んでいます。

 そういえば、電車の中の忘れ物というと、どうしてもわからないのはお骨を忘れる人がいることでした。そんな大事な物を忘れるなんて、どう考えてもどうかしているとしか思えなかったからです。精神的に不安定でついやらかしてしまうのだと認識していました。それがつい最近そうではないのだとわかったのです。先日ラジオを聞いていたら、偶然その番組には葬儀屋さんの愚痴を聞くコーナーがありました。何か面白い裏話が聞けるのかと思って興味津々でいたら、お骨の話になりました。葬儀の事前相談というのがあって、その時にお骨についてある人がこんなことを言ったそうです。「骨はいらないから、全部焼き切って貰えないだろうか」。つまりその人は故人が嫌いで、だから骨も欲しくないのです。故人を骨という形でも受け入れたくない、できればこの世から消えてもらいたいと願っているのです。だから、「電車にお骨を忘れてしまうのは決して偶然ではなく、故意にしているのだ」とラジオの人は主張していました。まさか!そんなことがありえるのでしょうか?この発言には一瞬考え込んでしまいました。

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