人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

マスクもトイレットペーパーも不足

f:id:mikonacolon:20200228145751j:plain▲信じられないですが、薬局の店頭にはもうマスクはありません。

トイレットペーパーやティッシュも不足

 想定外の事態になっていることを今日薬局に行って初めて知りました。何とあのスギ薬局の店頭からティシュペーパーやトイレットペーパーが消えていたのです。張り紙がしてあって、そこには”ただいま商品が品薄になっていますので、ご家族1個限りとさせて頂きます”と書いてあります。でも商品の置いてある棚はガラ~ンとしていて何もないので買えないのです。    

 毎日新聞のニュースによると、マスクに材料が回されて品不足になるという、全くのデマから買い占めが起こっているからだというのです。事実、業界の関係者は強く否定していると言うから本当なのでしょう。そういえば道を歩いていたら、やけにみんながティシュペーパーやトイレットペーパーを両手に抱えているので、今日は特売日なのかとさえ思ったほどです。人間の心理って本当に怖いですよね、いいことでも悪いことでも、真偽を確かめもせず、やみくもにとりあえず信じてしまうのですから。自分一人ぐらいならいいか、とか、他人につられてしまって、この先どうなるのか想像できないなんてあまりにも愚かですよね。自分のことしか考えられなくて確保することで頭がいっぱいになってしまうのです。

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▲スーパーでやっと見つけたエコタイプのティシュペーパー

マスクがないので困り果てて

 マスクだって本来どうしても必要な人に使ってもらいたいのに、ただあれば安心というだけで買い占められるのは納得いきません。新聞の投書欄で小学生のお子さんを持つお母さんがマスクが手に入らなくて困っていると訴えていました。給食当番で使うので学校から持たせるように義務付けられているのだとか。毎朝起きるとマスクのことを考えて頭が痛いそうです。それなのに、何件も薬局を回って捜しているのにマスクが見つからないと言うのです。だから、悩んだ挙句の果てに「お願い、マスクを買い占めないで」と声を上げました。

元気な人はつける必要ない

 欧米では旅行に行くとわかるのですが、冬でも日本ほどマスクをつけているひとはほとんどいません。逆に日本にいるときの習慣でマスクをしていると注目の的になってしまいます。なぜなら彼らの社会ではマスクをしている人は病人だと認識するからです。地下鉄の中でもカフェなどの飲食店でも咳やくしゃみをする人はあまりいないようです。私自身、今までたいして気にした経験がありません。つまり、風邪などをひいている人は外には出ないで家にいる傾向にあるからだと言えるのです。日本だと同じ空間に咳が止まらない人がいたりすると、内心「大丈夫かな」と心配になってしまいます。隣の人がせき込んで止まらなかったりすると、席を移動するかまたは店を出てしまう人も見かけます。

 ある内科医によると、通常のマスクは感染から身を守る効果はあまりないそうです。構造上どうしても隙間ができてしまうので、花粉の侵入は防げても新型コロナウイルスは通してしまうのです。またウイルスは鼻、口だけでなく目からも入ります。だからマスクは予防策ではなく、自分の身体の病原体を他人に感染させないための道具なのです。元気な人は基本的にはつける必要がないといいます。ただ、マスクをつけているからといって安心しないで、手洗いを怠らないようにするのが大切と医師は注意を呼びかけています。

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