人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

自分の世界を持って幸福に

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寝ている時だけでも最高の気分に

以前何かで読んだのですが、江戸時代でしょうか、普通のどこにでもいる大工が夜は殿様布団で寝ているというお話があります。豪邸でもない長屋でお金持ちでもないその大工はふかふかの布団で毎晩寝ているというのです。布団の上に立とうとしたら、ひっくり返ってしまいそうなうずたかい気持ちいい布団で幸せな夢が見られると笑うのです。せんべい布団が自分にお似合いなのはわかってはいるけど、それでは寂しいと言うのです。身分不相応なその話にびっくりして、みんなその理由を聞きたがります。貧しい自分でも夜寝るときだけは、せめて眠るときだけは「殿様気分を味わいたい」というストレートな気持ちからやっていることなのです。そして、それが彼の生きがいだったり、仕事をする上でのモチベーションにもなっているのです。考えてみれば、時間は誰にでも平等にあり、人生の中で約半分の時間は睡眠に使われているのです。その時間をないがしろにして効率ばかりを追っていては幸せになれるはずもないのでは。

新聞広告を見ていると、睡眠に悩む人がどれだけ多いかに驚かされます。不眠を改善する健康食品とか上質の睡眠をとるための方法が書かれた本などが多数あって、人生の大問題となっています。私の友達は医者から睡眠薬をもらっていますが、たまに朝起きられなくて会社に遅刻するときがあります。慣れている彼女でもコントロールは難しいようです。

お気に入りの物で自分の世界を

今話題になっているミニマリストですが、その中でもただ物を最低限に持つという人だけではありません。自分の周りをお気に入りの物だけにして生活するという「こだわりを持った人」がいるのです。台所用品やタオルを好きなブランドで統一して、もちろんその数もきちんと決めるのです。物は数多く持てば、散らかって最後には自分の心までも乱してしまうので油断できないのです。自分の家を大好きなものだらけにして気持ちがいいので、ずっと家に居たくなるのです。つまり、仕事が終わったら早く帰りたいし、お金がかかって、夏は寒さに震えるカフェよりは自分の家が一番落ち着くのです。自分の心の平安が保てるし、お金がかからないので一挙両得と言うわけです。

ペットがいるから頑張れる

俳優の辻本祐樹さんは小さい頃から動物が好きで、実家にいるときは猫を飼っていたそうです。でも仕事で東京に出てきて一人暮らしを始めてからは飼えなくて寂しい思いをしていました。いつかはペットを飼って一緒に住むという夢を持ち続けて、10年目にしてかなえることができました。タイガーと言う名前の猫なんですけど、その子のために仕事を頑張ろうとか、これからは自分が守らなきゃとか思って前向きです。彼の休日はタイガーとのんびりと過ごすことで幸せを感じるそうで、十分リフレッシュできているようです。

 

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