人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私の旅行術 荷物編

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Tシャツや下着は2~3着あればいい

海外旅行に初めて行くことになって、まず荷物を詰めようとしてもうびっくりです。必要な荷物がリュックサックに入らないのです。それで、圧縮袋を買いに行って来て、また詰め始めるのですが、背負ってみるとこれが重すぎるのです。まだキャリーバッグなどというものがまだ流行っていない頃の話です。何かいい方法がないものか、本屋に調べに行くと、JTBの添乗員の人が書いた本があって助かりました。この本によると、外国、特にヨーロッパは乾燥しているので、夜干すと朝にはもう乾いているそうなのです。そういわれてもすぐには信じられませんでしたが、実際に現地に行って見るとうそみたいにパリパリに乾きます。この時はイタリアでしたが、フランスでもバスルームに一晩干しておくだけで乾きます。ジーンズだってパリパリに乾くので驚きのあまり楽しくなってしまいます。だから、毎日着るTシャツや下着は2~3着あれば十分と言うわけです。

帰りはホテルに捨てる

そして、旅行に持って行くTシャツや下着は「もう捨ててしまってもいいくらいの物」がお勧めだそうです。長年着てヨレヨレになってしまったTシャツやもう捨てたほうがいいと思う下着などのことです。なぜかというと、旅行の最後には捨てられるからで、荷物が少なくなり、空いたスペースにお土産を入れることが出来るのです。あとは普段あまり着ようとしない邪魔な服を、敢えて着て行き、それもホテルに捨ててくるのだそうです。それから、決してお気に入りの物を身につけたり、持って行ったりしないことが重要なのだそうです。安全な日本にいるわけではないので、無くなる可能性も十分あるからです。

炊飯器を持って行く

以前フランスを1か月近く旅した時、食べる物がなくて本当に困った経験から炊飯器を持って行きます。ラスコー洞窟に近いフランスの山奥の村に滞在したのですが、村にはスーパーなどなくて小さな食料品店しかありませんでした。しかたなくそこへ行って見ると人がいっぱいいたのにショーケースの中には物がほとんどありませんでした。それで、ホテルのすぐ前にあるバスの停留所から10分ほどバスに乗り、街に行って買い物をしなければなりませんでした。

炊飯器があって、お米と水があればいつだって好きな時にご飯が食べられます。日本にはお米があるので日本人に生まれて幸せです。レトルトのカレーをかけたり、炊き込みごはんだって、赤飯だって楽しめます。韓国のりやふりかけでおにぎりを作って持って行き、ロシアのエルミタージュ美術館で食べたこともあります。そのときは周りの人はバナナやパンを食べていました。もっとも、このときはまだ現在のカフェのように食べる物があまりなかった時代の話ですが。フランスなどは何でも高くて、たいして具が入っていてないサンドイッチでも500円以上はしますよね。でも何も食べる物がなければ買ってしまうのです。はっきり言って私は、もうパンの顔は見たくないと思ったことが何度もあります。だから、たしかに炊飯器と変圧器は荷物にはなりますが、私にとっては不可欠なものなのです。

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