人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ドラマ凪のお暇の感想2

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シンジに別れを告げる

凪ちゃんがついにシンジに別れを告げてしまいました。私としては正直驚きました、シンジがやたらと会いに来るので心が揺れていると思ったので。やはり隣に住むメディアクリエイターとかのゴンさんに惹かれているのでしょうか。なにやらわけがわからない危険人物としか思えませんが。シンジの外側にしか興味がなかったらという凪ちゃんですが、そんなことはなくけっこう相性がよかったのではないかと思うんです。シンジとの仲にけじめをつけてゴンさんと新しい恋を始めたいのかも、自分の過去に決別したいんですよね。男の人の魅力って、凪ちゃんは違うけどお金も十分に魅力になりますよね、性格と同じくらい。こんなことを言う私も若い頃はお金なんで関係ないなんて思ってましたが、これまでの経験と年月がそう言わせるのかもしれません。

シンジの涙は彼の本音

シンジは会社の前で凪ちゃんにはっきりと別れを告げられ、慌てて凪ちゃんの手を取り走り出します。あんなに会社では関係を隠そうとしていたのに、みんなに知られてもかまわないみたいです。彼は号泣して可哀そうなくらい打ちのめされてしまいます。高橋一生さんがシンジの本音を全身でうまく表現しています。シンジの涙は凪ちゃんへの彼が今まで隠してきた思いそのものです。いつもの横柄な態度とは真逆の反応が意外性があって視聴者を引き付けます。女性に振られて泣く男性ってあまり見かけませんが、そういえば中国映画でソン・スンホンがメチャメチャ泣く男を演じていたのが印象的でした。その時の涙は自分の無力さとわかれの切なさのせいでしたが。

凪ちゃんが忘れられなくて

俺に別れを告げるなんて何様のつもりだと威張って見ても空しいばかりで、凪ちゃんのことばかり考えてしまいます。もてるタイプのシンジは「夕食を食べに家に来て」と他の女性に誘われたら行くのです。でもそこで部屋の隅に有名なデリ店の袋を見つけて、何でも手作りで工夫して作っていた凪ちゃんの面影が浮かぶのです。「どうしてお前が出てくるんだ」と振り払っても振り払っても彼女の顔が浮かんできて辛いのです。新しく赴任してきた部下の女性を食事に誘って軽い男になろうとするのですが、やはりできなくて「また今度」と断るのです。

ゴンさんは人たらし

凪ちゃんのお隣のゴンさんは人たらしみたいです。今この時この瞬間を目の前にいる誰かのことだけ考えて相手をいい気持ちにさせてしまう人です。以前読んだ本によると、セールスマンがこのタイプだとそれこそ売り上げがものすごいことになるそうです。相手を決して騙すのではなくて、自分を好きになってもらえる素質というか能力が並外れているのです。相手に商品を買ってもらうにはまず自分を好きになってもらうのが大前提だからです。人たらしとまではいかなくても、自分を少しでも好きになってもらえれば、よい人間関係を築く助けになる、そんな内容の本だったような気がします。

 

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