人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

NHKの語学講座がなくなったなら

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▲散歩途中にある中華料理店が育てているミニトマト。近頃だんだんと色づいてきた。

7月から3か月間どうするか考えてみた

 7月からNHKの語学講座が再放送になると知って困っています。たいして真面目に聞いていたわけでもないのに戸惑いを隠せないのです。たまにしか聞かないくせにテキストだけは毎月買っている怠け者なので。最近は本当に聞くだけで何もしていないので上達するわけもありません。動詞の活用を毎日のように暗記しようとしていたのがウソのように思えてきます。今ではほとんど忘れてしまっているのですから。つくづく語学というのは記憶力のある方が有利になると思います。より早く覚えることができれば、次の段階に進めて面白くなるからです。ところが私などは記憶力が悪いので、覚えては忘れまた覚えようとするのですが正直情けなくなるのです嫌気がさすのですが未練だけはあるのでやめられません。そんなわけで「万年初級」というクラスに甘んじることになるわけです。「全部覚えられましたか?」と講師の先生に尋ねられても、残念ながらそんなの無理なのです。覚えたつもりでもすぐに忘れてしまうのですから。

完璧を目指すのをやめてみた

 それで自分のふがいなさに目をつぶり、開き直ることにしました。理想は100%ですが、0よりも1の方がまだましだと思うことにしたのです。それに実際に海外旅行に出かけてみると生半可な知識でも案外役に立つこともあるのだと気付かされました。それも困った事態に陥ると、なぜかどこかで聞いたようなフレーズが頭の中に浮かんできます。例えば、ホテルにあるATMでお金をおろそうとしたらクレジットカードが出てこなくて、何らかの行動を起こす必要に迫られる時などです。そんな時は心から「やっててよかった!」と思えてくるのです。真剣でなくてもやっていれば、何か頭に残っているものがあるわけです。だから完璧は目指さないで、とことん楽しむのです。とはいってもある程度の知識がなければ楽しむことはできないのですが。ただ入門編ばかり聞いていると飽きてくるのも事実なので、たまには応用編も聞いてみると新しい発見をするときがあります。

物語やインタビュー記事が楽しい

 「こんなの誰が聞くのだろう?」としか思えなかった応用編が聞いてみると意外に楽しめたこともあったんです。特に小説やインタビューは内容が面白いといつの間にか引き付けられてしまっています。最近ではスペイン語講座の応用編の大楠栄三先生の「スペイン文学を味わう」は必見ならぬ必聴だと思うのです。ドン・キホーテぐらいしか知らなかったスペインの小説の世界がこんなにも豊かで面白いものだとは目から鱗でした。正直言って、スペイン語の動詞の活用は複雑でいつも活用を間違えてしまいます。でも現実はスペイン語しか話せないタクシー運転手と何とか交渉し、行きたい所に行けてしまうのです。サバイバルに対応できればいいので、とにかく楽しんで学ぶことが大事なのではないのでしょうか。

過去の講座を復習するチャンスでは

 7月から9月までの3か月間は4月から6月までの再放送なのでICレコーダーの予約は削除することにします。それでこの期間は今までの講座、つまり自分のお気に入りの講座を復習することでやる気がそげないようにしたいのです。一番やる気を出せるのは目標を持つこと、例えば6か月先の旅行に向けて集中するのがベストです。ですが現実には無理なので、努力が必要になるのですが精神論では人間は動けません。となると楽しめないことには続かないのではと考えられます。だから自分が楽しいと思えるような勉強法を工夫してモチベーションを維持するのが最良だと思うのです。

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