人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

起きて最初にすること

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新聞の連載小説を読む

私が朝起きて最初にすることは配達された新聞を読むこと、それもあらすじが気になる連載小説を読むことです。現在、日本経済新聞に連鎖されている池澤夏樹さんのワカタケルという小説が面白いので毎日楽しみにしているのです。この小説の主人公であるワカタケルはすでに殺されたというか、死んでしまったのですが、まだ続きがあるらしいのです。倭国の大王になるため、ワカタケルは次々と邪魔者を殺し、勢いだけで権力をわがものにします。そして霊力をそなえたワカクサカを大后に据えて、彼女に助けられて長い間統治を行なってきました。それなのに、自分の短気な性格が災いして(本人によると耳元で青い男がそそのかすのだそうですが)ワカクサカを殺してしまうのです。魂の抜け殻となってしまったワカタケルは、ワカクサカの分身ともいえるイトによって殺されます。ワカタケルの死後、賢明で人望もある女王が権力の座に着くのですが、子がいないので後継ぎを捜します。その役目を任されたのが霊力を持つイトでした。彼女は鳥を使って、国中を探させて報告させ、やっとある確かな情報を入手します。そして自らその土地まで出かけていくのですが........。とにかくこれからの展開もまだまだ楽しみです。

交遊抄を読んでいつも思うこと

小説を読んでしまうと、すぐ上にある交遊抄という記事が目につきます。この記事の執筆者は有名企業取締役社長とか、副社長とか、美術館長とか有名大学教授などのいわゆる社会的成功者の方々です。そしてその方たちの文章の中に出てくるのは、「熱い友情」とか「時を忘れて話し込む」とか「最も信頼できる存在」とか「家族ぐるみで付き合っている親しい友人」などのキーワードです。社会的成功を収めながら、なおかつ精神的にも充実した生活をおくっていらっしゃるようです。社会的成功と熱い友情を同時に手にするなんて、本当にすごいなあといつも思って読んでいます。私たちのような凡人では経験することが出来ない世界を文章のなかに垣間見ています。以前読んだ本によると、社会的成功と幸福な家庭生活を同時に手にすることはありえないことだそうですが。

私の履歴書に見る生き様

さらに上の欄に目を移すと、私の履歴書というコラムがあります。ひとり何回にもわたってご自分の半生を書いておられます。最近はファッションデザイナーのコシノジュンコさんで3姉妹でご活躍されています。やはり子供の頃から絵がうまくて近所で評判だったそうです。ご自身は小さい頃から画家になろうと思っていたのに、運命に導かれるようにして服飾デザイナーになったそうです。お母さんが洋裁店をやってらしたので、同じ職業につかれたのも自然なことだと思います。

 

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