人生は旅

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パク・ポゴムの『雲が描いた月明かり』

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

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パク・ポゴムの凛々しさが魅力的

 私がもう一度見たい、いいえ、何度見ても「飽きないなあ」と思うドラマは『雲が描いた月明かり』です。ストーリーも面白くて、なんと言っても主人公の世氏が従来のステレオタイプなイメージとは一線を画しているところが新鮮です。その世氏(セジャ)をパク・ポゴムが凛々しく演じていて、自分の信念を貫いて、最後まで愛する人を守り抜くのです。このドラマを見る前に「応答せよ~」シリーズの天才棋士や『君を憶えている』の弁護士役も見ましたが、彼はその時とは全くの別人でした。正直言って、この二つのドラマの彼はあまり印象には残らなかったので、『雲が描いた月明かり』のセジャ役には目から鱗でした。あの世氏様はとても頭がいいのに、それをわざと隠して周りの奸臣から我が身を守っているのです。相手を油断させるためでもあり、これからどう動くか、戦略を立てるためでもあります。

パク・ポゴムはただ者ではないかも

 最初はテレビの放送をビデオに撮って見ていましたが、どうしてもCMが入るので邪魔になります。それに続きが気になって、ツタヤに飛んで行くことに!DVDを借りようとするのですが、人気があるのか貸出中です。無理だとわかるとどうしても見たくなるのが人間です。それで思い切ってネットで注文して買ってしまいました。DVDには未公開の秘蔵映像が入っていて、ドラマだけでなく、そちらも面白くて楽しめました。

 中でもパク・ポゴムのドラマからは見えてこない性格がわかったのには驚きでした。彼は相手役の女優さんとの深刻なはずの場面で、見つめ合っているときに、なんといきなり笑いだしてしまうのです。それも笑うというよりは、笑い転げて、ひっくり返ってしまうのです!そして、彼の口から出たのが「可笑しくてどうにも笑いが止まらん」だったのには、びっくりするのを通り越して、呆れてしまったのです。そうなんです、彼は誰もが息をひそめる撮影中にも、「素のまま」でいられるのです。結局、彼の笑いが収まるのを待ってから、撮影は再開されたようなのですが、ドラマではあの凛々しさが出せるとは!まさに大物?というか、ただ者ではありません。

彼は純粋すぎる人?

 相手役の可愛い女優さんに言わせると、「彼は天然で純粋すぎる人」だそうです。書店でドラマの写真集を見ていたら、撮影秘話で「彼がセリフを忘れてしまった時は、私が教えてあげたこともあったのですよ」との発言もありました。「彼はどんな人ですか」という質問には、「捕えようがなくて、よくわからない人」と正直に答えているのが印象的でした。そして、本当に純粋で、彼の発言や行動には悪気など何もないのだと強調するのも忘れませんでした。

 本当は歌手になりたかったパク・ポゴム、高校生のときから彼にとってはそれは夢ではなくて確かな目標だったのです。純粋なゆえにいつでも本気で取り組んできた、その結果が彼の現在の成功なのでしょう。

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