人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

じゃがいもが美味しく変身

今週のお題「いも」

f:id:mikonacolon:20201023131601j:plain

北海道のじゃがいもは美味しい

 じゃがいもと言えば、私の中では北海道のお土産のじゃがポックルとじゃがピリカが頭に浮かびます。以前、北海道に旅行に行った友達から貰って食べたのがきっかけで大好きになりました。特にじゃがピリカは3種類のじゃがいもの味が楽しめるのが嬉しい商品です。気分に任せて食べていると、いくらでも行けてしまいます。だから美味しいものをゆっくり味合うために食べ過ぎないように気をつけています。

 ある時、無性に食べたくなって、通信販売のサイトで注文したこともあります。ただその場合は送料がかかってしまうのですが、まあ、現地に行く費用を考えると安いと思うのです。田舎に行くときもネットで注文しておいて、向こうで親戚に配るととても喜ばれました。ありふれたお菓子よりも、老若男女問わず受け入れられるのだと知りました。甥や姪には、「わあ~、これ美味しいのよね」と感激されたので驚きました。普段は常にネットで注文とはいかないので、カルビーのじゃがピーをおやつに食べています。じゃがポックルでなくても構いません、十分満足できるのです。

フライドポテトをナイフとフォークで

 じゃがいもは煮ても、焼いても、揚げても美味しいのですが、特に揚げたポテトは最高です。日本でフライドポテトというと、やはりマクドナルドのポテトで塩味がちゃんと効いていてカリカリなのに、柔らかい。アツアツで食べるのとやめられなくなります。普通日本ではポテトは素手で食べていますよね、でも海外ではどうも違うようなのです。

 昔フランス、それもスペインとの国境に近い港町コリウールに行った時のことです。そこは地中海に面した太陽の光が燦燦と降り注ぐ避暑地のような場所でした。海の水は透き通っていて、浅瀬にはウニもいました。子供たちは潜って赤や紫、緑、黄色などの さまざまな色のウニを取って遊んでいました。並べられたウニを見ていたら、確かに少しずつ動いているのです。じっと観察していると、あの小さなトゲで移動していることがわかってびっくりです。

 ある日、そんなのどかな港町でレストランなどを回って演奏をするバンドに遭遇しました。彼らの音楽に惹かれて追っかけをしていたら、あるレストランでお客さんが食べている物を見てカルチャーショックを受けました。お皿に乗っかっていたのはなんと溢れんばかりのポテトフライ、脇には目玉焼きがあるだけです。興味津々で「いったいいくらなのか」と値段を見たら、なんと12ユーロでした。そのポテトフライをナイフとフォークで彼らは食べていたのです。「何をやっているのですか?手で食べたらいいのに」と心の中でつぶやき、呆れるばかりでした。その光景を見た途端、この店でちょっと食事でもしようかという気持ちが消え失せてしまいました。空腹だったはずなのに、急に食欲が無くなってしまったのです。

 あの不思議な光景については、その後見たテレビの番組で謎を解き明かしていました。つまり彼らにとっては、ポテトフライと言えども立派な料理に他ならないのです。だから日本人のように素手で食べるようなことはしないのです。道理で外国のマクドナルドのメニューにフライドポテトがないわけです。でも夏の時期にマックシェイクがなぜないのか、このことは今でも謎のままです。ただ、夏でも熱いコーヒーが常識なのを考えると無くてもいいのです。

mikonacolon