人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

証明写真とマタニティフォト

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町から写真プラザが消えて

 とうとう町から写真店が消えてしまいました。先日散歩をしていたら、店のシャッターと証明写真ボックスに張り紙が貼ってあって、「この度閉店することになりました」と書いてありました。そして今後は最寄りのチェーン店を利用するように店の場所が表示されているのですが、電車に乗って行かなければなりません。実はマイナンバーカードを取得するために、去年の12月に証明写真を撮ったばかりでした。写真店はそんなに頻繁には利用することはありませんが、ないと困ってしまいます。何かと今は証明写真が必要なことが多いので、近所に写真店があれば便利で、なければ大変な一大事業になってしまいます。もっとも免許の書き換えもパスポートの更新もちゃんと写真撮影のコーナーがあるので問題ありませんが。今はみんながスマホやデジカメで写真をとるので、よっぽどでないと紙の写真にはしないので、この状況もやはり時代の流れなのでしょう。

パスポートを取りに行って

 パスポートと言えば、更新したパスポートを受け取りに行った時のことです。椅子に腰かけて自分の番号が出るのを待っていると、隣の方お二人の何やら楽しい会話が聞こえてきました。ひとりは50代ぐらいの女性で、もうひとりは60代後半と思われる女性です。「本当は私は外国になんか行かないで家に居たいのだけど」と本気でおっしゃる”家に居たい派”の方と、「家にいるのは大嫌い」と断言なさる”家に居たくない派”の方の正反対の方同士が偶然出会いました。「ひと月に何回も外国に行けるなんて羨ましい」と60代の方が言えば、「仕事だから仕方なく行ってるの」と50代の方はほとんど諦め顔でした。その方は仕事は映像関係で、行くのはほとんどアジアですが、外国に行きたいわけではなさそうです。あまりに対照的な二人に出会って、人の思いは本当に様々なのだとつくづく思いました。二人がもし入れ替わったらどうなのだろうかと、そんな風に考えたらそれはドラマの見過ぎですね。

これからの写真店はどうなる?

 少し前までは私の住んでいる町には別の写真店もありました。確かその日撮った写真をCDに入れてくれて、次はその中の写真から焼き増しができるというのです。でもその店は知らないうちに閉店してしまったのです。もっとも昔ながらのウインドーに様々な写真が飾ってある写真館はもうすでに姿を消しているのですが。

 最近知人から聞いた話だと妊婦の間でマタニティフォトというのが流行っているそうです。信じられないことですが、子供が生まれる前の大きなお腹を他人の目にさらし、しかも記念に写真を撮るのです。だいたい8か月から10か月ぐらいのお腹のときがお勧めだそうで、旦那さんと二人で抱き合って写真を撮る方もいます。でも主役はあくまで妊婦のお腹で、それなりの衣装もちゃんと用意してあるのです。例えば、妊婦がウエディングドレスのような衣装を着ますが、写真を撮るときはお腹の部分だけ開くようになっています。

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