人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

あの歌を聞くと思い出すこと

f:id:mikonacolon:20190726165251j:plain

ロレアルのコマーシャルソング

昔、ラジオばかり聞いていた頃、もちろん、夜もラジオのパーソナリティの声に癒されていた頃の話です。毎晩ラジオを聞いているだけで、非日常というか別の世界に飛んでいけました。その番組が私にとって一種の精神安定剤みたいになっていて、その頃の流行りの曲やリスナーのお便りを楽しみにしていました。そして、番組の終わりには決まり文句の「待っててね」の一言と裸足のイサドラの音楽が流れていたのです。あれは、たしか昼下がりのFMの番組でロレアルのコマーシャルソングが流れていました。ロレ

 

アルってフランスの化粧品会社だと思うんですけど、それがいつも番組の合間に流れていたんです。だからいつのまにか自然に覚えてしまいました。

こんな感じの曲です、

街は不思議な横顔見せて   風は季節のアルペジオ

輝く髪にそそぐよ      君はミニバーグ

彼女の髪に柔らかな日差しが降り注ぎ、しかも風まで吹いてきて心地よい午後の光景が浮かんでくるような歌なのです。それを歌っていたのが、オフコースの小田さんのような綺麗な声の持ち主です。

まともに答えられないオフコース

オフコースと言えば、今では考えられないようなエピソードがあります。まだふたりがあまり売れていなかった頃のお話です。当時はいい歌ばかり歌っているのなんで売れないんだろう、なんて不思議に思っていた記憶があります。そんなある日、午後の昼下がりのFMの番組にオフコースがゲストに来たのです。生放送なので、そのまま放送されるのでドキドキした思い出があります。実は、二人が番組の最初に挨拶するところまでは良かったのですが、それからが大変でした。番組の司会者が何を質問しても、「はい」とか「まあ」とかしか答えず、まともに答えようとはしないのです。明らかに司会の人が困っているのがわかります。放送を聞いている方としては異変?を感じてドキドキしながらも「いったいどうしちゃったんだろう」と心配でなりません。

ラジオ番組と言うこともあってか、沈黙はまずいと思ったらしく、司会の人が「お忙しいので、お疲れのご様子ですね」なんて言ってその場を取り繕おうと必死になっています。そしたらやっと、「実は昨日から徹夜でレコーディングをしていたので.......]と話してくれました。たぶん死ぬほど眠かったのではないでしょうか。普通に仕事をしている人だってウトウトしてしまう時間帯ですから。結局、ゲストのコーナーが終わるまでの間ふたりは質問に答えようとはしませんでした。だから、ふたりが帰った後に、司会者から「みなさんにご不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。ひとこと言ってやろうとは思ったんですけどね」とお詫びの言葉がありました。やはりその言葉には少し怒りが混じっていました。

mikonacolon