人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私たちの知らないロシア①

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ロシア大使館にビザを取りにいく

 

以前、港区のロシア大使館にビザを取りにいったときのお話です。

いつも混んでいるので、自分の番号が掲示板に出るのを待つ間、ずっと隣の人とおしゃべりをしていました。

ロシア大使館は、私が知っている他の大使館と違って、すぐ前の道路には、自衛隊にあるような詰所みたいなものがあって、いつも見張っているみたいです。

ではロシアにある日本大使館はどうなのかと言うと、サンクトペテルブルクのネバァ川

沿いにあるのですが、誰もいなくて静かです。

 

大使館のビザ部門は外から中の様子をうかがおうと思っても、絶対に見えないようになっています。

外の道路に面した塀が高くて、閉鎖的だから、より謎めいているのです。

ロシア大使館は立派な入り口(門)があって、何人ものひと(日本人)が立っているので、最初は「ええ~、なにこれ?」と戸惑いましたが、いまでは「これがロシアなんだ」と納得です。

 

ビザの申請部門の窓口は隣にある小さなビルにあって、最初は小さな鉄の門をくぐり、狭い通路をまっすぐ進みます。

すぐにドアが左右に2つあるので、右のドアを開けると狭い中庭にでます。

すると、正面に階段があるのでそれを上ると、やっとビザ申請部門の事務所の入り口です。まさに迷路のようになっているのです。

 

いつも2つの窓口が開いていて、ビザの申請と受け取りができます。

窓口にいるのはロシアの外交官で、いわゆるロシアでエリートと呼ばれる人たちです。

彼らは、いろいろな国に赴任するのですが、日本語が達者で「いつ取りに来られますか?」と私たちに尋ねます。

 

そういえば、ちょうどその日に門扉が開かなくなってしまったので、窓口にいる人に助けてくれるように頼んだら、背の高い色白のイケメンがやってきたのです。

ガラス越しに見える彼は,確かに「ひげを生やしたおじさん」だったのですが、実際目の前に現れた彼は、ピンクの肌に金髪のひげを生やした青年なのですよ。

そして、エリートなのに、フレンドリーな好青年なので、余計に驚いてしまいましたが、なかなかできない体験をしておもしろかったです。

 

窓口には女性もいるんですけど、今まで何回もビザ申請に行っていて、ちょっと気になることがあるのです。

それは彼女たちが、日本人と違ってみんな胸元の大きくあいた服を着ていることです。

つまり、いつでも女性であることを忘れないのです、たとえ仕事中であっても。

女性の私でもけっこう目のやり場に困ってしまうのですが、男性はどうなのでしょうか?

 

mikonacolon