人生は旅

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猫はまさに救世主

今週のお題「ねこ」

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日本経済新聞社の猫関連の記事

猫が救世主となって本屋を救う

 一月のある日の夕刊に猫関連の記事が載っていて、なんと置いてある書籍の95パーセントが猫本という猫本屋についてでした。ある本屋は2017年の時点では閑古鳥がなく本屋でしたが、祈るような気持ちで店頭に猫本を置いてみたら人が来るようになったというのです。そうなんです、猫は世界を救う、いえ本屋を救った救世主なのです。やはり猫には人を魅了せずにはいられない何かがあるのです。犬のように役には立たないかもしれないけど、居てくれるだけでただそれだけでいいのです。しなやかな身のこなしと、人間に媚びないたしかな自分を持っているそんなところが大好きです。あのすべすべの毛に触れていると、なぜか落ち着くというか癒されますよね。でも猫嫌いの人に言わせると、あの体毛に触った感覚がたまらなく嫌なのだとか。

 以前から自己啓発本も出ていて、人の目を気にしない猫に生き方を学ぼうみたいな内容になっていて人気があります。私も本屋でペラペラめくって立ち読みしたことがありますが、猫からの励ましの言葉と猫の可愛い写真がいっぱいで楽しいです。あっという間に最後のページになってしまい、つかの間の癒しの時間は終わります。でも猫にパワーをもらって背中を押されたように元気になれるから不思議です、しかも無料で。

猫がモチベーションを高めてくれる

 俳優として活躍している辻本祐樹さんは愛猫のタイガーの存在が仕事の原動力になっています。以前新聞の「我が家の主役」というコーナーでタイガーの写真が目に留まり、読んでみると辻本さんにとって猫は大事な家族なんです。そのタイガーという猫があの幻のホワイトタイガーにそっくりなので印象に残っているのです。「この猫がうちに来たから家主としての責任を感じます」という言葉から、まるで結婚したばかりの新郎を連想してしまいました。辻本さんは小さい頃からずっと実家では猫と暮らしていました。でも仕事で東京に出てきてからは猫が飼えなくて寂しかったそうです。やっとタイガーを飼えるようになって、「これからはこの猫がいるからもう寂しくない」と幸せいっぱいです。休日はベランダでタイガーとゆっくり過ごすのが何よりの楽しみだそうです。仕事をもっと頑張って、家族(タイガー)を守らなきゃと責任感が芽生えてきて、タイガーの存在がモチベーションを維持するのに役立っています。

黒猫ひまわりに助けられ

 厳しい勝負の世界に身を置く、ある有名な将棋の棋士の方は猫とは無縁でした。猫を飼うことになろうとは夢にも思わなかったそうです。それが思わぬ運命に導かれて黒猫のひまわりに出会ったのです。ある時ごみを出しに行ったら、どこからかカサカサと音がしたのだそうです。それでよ~く見てみるとごみ袋の中に子猫がいて苦しそうにもがいていました。「誰がこんなひどいことを」と驚いて慌てて袋を開けると、急いで獣医のところに連れて行きました。元気になるまでと思い、2~3日のつもりで面倒を見たら、情が移って手放せなくなってしまったそうです。その黒猫の名前は「ひまわり」でクレヨンしんちゃんの妹の名前から名付けました。

 棋士の対局は朝から深夜にまで及ぶこともあり、家路につく頃は疲れがピークに達することもあるとか。でもひまわりはいつでも出迎えてくれるので、ホッとするし、ありがたいと思っているといいます。正直言ってひまわりを助けたつもりでいたけれど、助けられたのはこちらのほうかもしれないと思うそうです。ひまわりに「もう寝るぞ」というと、走っていって「ピョ~ン」とベットに飛び乗って待っています。それが可愛くて仕方がないと、猫愛が溢れんばかりの方なのです。

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