人生は旅

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サンクトペテルブルグで人気のセルフのレストラン

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サンクトペテルブルグで見たクリスマスのイルミネーション

セルフサービスの安価なレストランが流行っている

前回のブログで、雪の降る寒い朝、24時間やっているセルフサービスのレストラン「スタローヴァヤ」を見つけたところまで書きました。このお店は最初にトレーを取って順番に自分の好きな料理を選んで行って、最後にまとめて会計するシステムになっています。一応ロシア料理ということになっていますが、日本のお寿司に似たようなものもショーケースのなかにあります。例えば、巻きずしのようになっていて、サーモンでごはんを巻いてあって中にはきゅうりがはいっています。あとはロシアのスーパーに行けばどこにでもあるサラダがあります。きゅうり、ジャガイモをサイコロの形に切って、ハム、ツナなどとマヨネーズであえたサラダです。それに鮭が入ると値段がちょっと高くなりますがおいしいです。ライスもありますが、日本のお米と違ってかたいですが気にしなければ十分食べられます。残念ながらおかゆ(カーシャ)はなくてあとはにんじんなどの野菜と炊き込んで混ぜご飯になっているものもありますが、これもお米は少しかためになっています。もちろん、黒パンやピロシキ(ここでは総菜パンのこと)などのパン類もあります。朝ごはんに選んだものはスープにサラダ、パリパリのお米とコロッケ(実は鶏肉)、オレンジジュースとコーヒーで307ルーブルでした。1ルーブルがだいたい1.6円ですから日本円で500円くらいです。私がテーブルで食べ始めると、次々と大きなキャリーバッグを引いた人たちがやって来ました。地下鉄の駅プローシャチ・ヴォスターニア前でも朝早くやっている店はやはりここしかないようです。3年前にはなかったような気がします。確かネフスキー通りに1軒あっただけでそんなに料理の数もありませんでした。「スタローヴァヤ」はロシアのモスクワにあるグム百貨店のフードコートにしかないと思っていたのです。

カフェも持ち帰りが売りの店が人気

ここ数年で「スタローヴァヤ」はサンクトペテルブルグで店が増えているみたいで、ネフスキー通りを端から端まで歩いただけで3~4店はあるのではないでしょうか。モスクワ駅からネフスキー通りがちょうど途切れる旧海軍省までは歩いてだいたい30分かかかります。他にもセルフサービスのレストランで「マーケット・プレイス」という名前の店もあって、3年前に行きました。こちらは普通のレストランにあるような料理で、「スタローヴァヤ」よりは値段は高めで、味は普通ですがもう一度行きたいとは思いませんでした。私の頭の中ではカフェは「チャイナ・ローシカ」で、おいしいチャイ(ロシア風紅茶)を飲んで、と甘いブリヌイを食べる、あるいはしろくまの絵が描いてある「CEBEP」シィエービルでお茶とケーキをいただきゆっくりするのが定番でした。今回はチャイナ・ローシカは見つけられなかったし、あんなにご婦人方で賑わっていたシィエービルもガランとして店の中には誰もいないんです。明らかに昔とは変わって来ているのを感じます。ネフスキー通りを歩いていると、何やら人で賑わっている店を見つけました。名前は「ダルージャ?」と言って、コーヒー持ち帰り専門店らしいのですが、イートインの狭いスぺースがあってみんな急いで食べたり飲んだりしています。店の外にあるメニューを見るとエクレアがあるそうで、買ってみようと中に入りました。ショーケースの中を見ると、それは日本のエクレアの2倍はあってものすごく甘そうな気配がしたので買うのはやめました。実は歩き疲れて足が痛くなってしまったのです。だから、どこかでお茶でも飲んでゆっくりしたいだけなので、ここに入るのはやめました。ネフスキー通りにはこの店のチェーン店がもう一軒あって大変人気があるようです。

 

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