人生は旅

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自粛生活でやる気が出ない

今週のお題「やる気が出ない」

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 ワクチンを外国で接種するという選択もあると知って

 昨日の朝、自分の部屋で動画サービスでドラマを見ていたら、隣の部屋からテレビのニュースが聞こえてきました。その内容は米国で日本人観光客がワクチンを接種したというものでした。それを聞いた私は、観光客とワクチンの組み合わせがどうしても信じらず、椅子からひっくり返るくらいの衝撃を受けてしまいました。たしか、日本からの観光での渡航は禁じられているはずなのに、なぜ、どうしてそんな簡単に?といった疑問が頭の中を駆け巡りました。接種を受けたのはある夫婦で、彼らは日本の旅行会社ではなくて、現地の旅行会社に直接依頼したそうです。特筆すべきはインタビューで妻の方が「ワクチンを打つことできた今は、とても晴れがましい気持ちです」と感無量の発言をしていたことです。1年以上にもおよぶ自粛生活から抜け出せるというお墨付きをもらったような気分なのでしょう。ワクチンがコロナウイルスによる感染症に万能であると信じて疑わないからこそとも言えます。

 正直言って、私もワクチンさえ打てば、自由になれると固く信じていたのです。でも専門家の見解では、すぐに以前の生活に戻れるわけではなく、まだまだ自粛は必要なのだそうです。それにしても、渡米してまでワクチン接種を望んで、実際に実現させてしまうこと自体、その行動力には脱帽せざるを得ません。日本で自分の番を待っていたら、このままでは一体いつになるかわかったものではありませんから。ほとんどの国民は素直に我慢して政府の言いなりになるしかないと諦めるのに、不可能だと思える状況の中でも僅かな可能性を捜す人たちもいるのだと知りました。彼らが利用した旅行会社のワクチン接種のツアーは3泊4日で、こんな短期間に接種できることに改めて驚かされます。彼らの行動は果たして、ありえない選択なのか、あるいは賢明な選択なのか。その判断は個人それぞれであり、もしかしたら、あとに続く人たちも大勢出て来るのかもしれません。

 いずれにしても、この先どうなるかわからない中での、ワクチン接種はやる気を出す原動力になるはずです。自ら望んでワクチンを打った人は、その日から目にする景色は今までとは違ってくるはずです。自粛生活で気が滅入って、精神的に追い詰められていた人が元気になれる、やる気が出なかった人が希望の光を見出せた結果、やる気を出す気になる、そんなきっかけを与えてくれるならワクチン接種は必須です。新聞やテレビなどで副反応の問題も指摘されてはいますが、現在の情報から判断する限りでは、接種しないという選択肢は考えられません。でも現実には、医療従事者の2割の人たちはワクチン接種を拒否しているのですから、それなりの理由があるのです。私などにとってはわからないことだらけなのですが、現状は専門家の意見に従うしかありません。変異ウイルスにも効果があるというワクチンは今の感染状況を収束させてくれるのか、私たちはこれから先を見守っていくしかないのです。

 日本ではこれからじめじめした梅雨の時期を迎えますが、一方でイタリアでは夏の観光シーズンを前にしてドラギ首相からある発表がありました。それはワクチンを接種した日本人観光客に対して、隔離なしで入国を認めるというものでした。接種が予想外に進まない日本とは別次元の展開にただ戸惑うしかなくて、世界から取り残されている感が否めません。こうなると、ワクチン接種に対してますます期待感が増して来ます。自分の人生の残り時間を思うと、一日でも早く海外旅行に行きたい高齢者の人たちはワクチンを渇望しています。残念なことにワクチンを巡る混乱は続いているようで、ワクチン狂騒曲のような展開にならないことを祈るばかりです。

 「自粛生活でやる気が出ない」というタイトルにしましたが、私自身は実際にはこれまでの人生で一番やる気になっている生活をしています。コロナに感染しないように、免疫力をつけるため早寝早起きで規則正しい生活を心がけているのです。毎朝、朝日を浴びる生活は心の健康を保つためにも大いに効果があるようです。近くに緑あふれる公園など無くても、近所にある草花で十分に満たされるのです。人間は行動規制されて、移動できなくなると、身近にある小さなもの、これまで見向きもしなかったミクロの世界に目を向けざるを得ないとか、そんなことをトレイルランナーの鏑木毅さんがエッセイに書いていました。植物の成長を我が子のように見守ったり、綺麗な花に出会って心に小さな灯りが燈ったら、その名前を知ろうとネットで調べまくるのです。

 最近は人との接触があまりないおかげで、嫌な思いをすることが減ったのですが、一番の敵は自分だと知りました。自分で自分の心の機嫌を取る必要があると痛感したのです。以前は自己嫌悪に陥って、鬱の一歩手前まで行くこともありました。でも今はこの1年で身構える習慣が付いたせいか、マイナス思考禁止が日常になりつつあります。考えても考えてもどうにもならないことでクヨクヨしていたら、それこそ時間の無駄だと気付いたのです。

mikonacolon