人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナ禍で自給自足を目指す

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生活防衛のためにも家庭菜園を

 田舎のように自分の家で野菜などの食べ物を作っていない限り、お店に行ってお金で買わなければなりません。つまりお金が無くなったら手に入らないのです。いいえ、お金があったとしても、店に物がなければ手に入れることができません。そんな現実をコロナ前から疑問に思ってはいましたが、外出自粛になってからさらにその気持ちが強くなりました。もし、家に何か食べ物があったなら、例えば、野菜とかを作っていたなら外に出て行かなくてもいいからです。幸い外出自粛で時間はたっぷりあるとなると、田舎でなくても、庭がなくても家庭菜園を始める人が増えているのです。

 いつもの日課のウォーキングの最中に発見しました。中国料理店の店先に、つまり舗道なのですが、立派なプランター2個でミニトマトを栽培しているのです。毎日店の前を通っていながら、全く気付かずにただの目隠しの植木ぐらいにしか思っていませんでした。たしかに庭がなくても、この方法ならちゃっかりと天下の公道で家庭菜園ができてしまうのです。見ると反対側の道路の脇にもなにやら植木がいくつかあるようです。そして、今日は偶然にも世話をするおばさんに遭遇してしまい、彼女にとっては自分の店の前は庭のようなものなのだと認識しました。

人と接触せずに楽しめる趣味を

 『土いじりをしていると、あっという間に時間がたってしまう』そんな声が聞こえてくるほど熱中してしまう人もいます。植物が大きくなって育つのを見ることは、いつしか心の平安をも人間に与えてくれるものだという指摘もあります。世話をするという行為が人間にもたらすものは精神安定剤よりもはるかに効力があるようです。植物が成長する姿を希望の光のように感じているのです。

 コロナは長い間探していた趣味を見つけるきっかけになってくれたと喜ぶ人もいます。外出ができない中で、人と接触せずに自宅で楽しめる家庭菜園は自分にとても合っている。なにより心が穏やかになって精神的に癒されるからだ。土いじりをしながら、次は何を植えようかとあれこれ考えるのも楽しい。それに自分で育てた作物を自分で食べることは最高の贅沢だと思う。

できる限り自分で作るを目指す傾向に

 コロナ以前の生活では忙しすぎて「自給自足」なんて考えたことのない人にポカーンと時間が与えられました。突然のことで戸惑うばかりで、しかも外出は控えるようにと言われます。さて何をしたらいいかと考えたら、子供と楽しめて役に立つものを作ろうと決意。ホームセンターに行って材料を買ってきて、親子で学習机と棚を作ってみたら、なかなかのもので大満足。何より父と子で一つのことをした達成感で胸がいっぱいになった。コロナ禍の最中に人生の貴重な思い出を作ることができたのは幸運というしかないのだと。

 いつも思っていたのですが、外国人は日本人のやらないことを見事にやってのけてしまうのです。スゴイというしかないのです。つまり、外国のテレビドラマや映画を見ていると、中古の家を買ったら自分でペンキを塗ったり、壁紙を貼ったりして住めるようにしてしまうのです!このような場面をしばしば見かけるので、私などは彼らを尊敬の目で見るようになったのです。人の手を借りないで、自分で何とか出来てしまうのは自信につながると思うのです。自分に少しでも自信を持てれば、生きていくうえでの心の安定を得られるのです。

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