人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

清水英雄さんのカレンダー

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ピンチは人を成長させる

私が今使っているカレンダーは清水英雄さんという人の貴重な言葉が書かれているカレンダーです。偶然にも私の夫の会社からもらったものなので、すばらしい言葉の数々に出会えてとても幸運だと思っています。月ごとに名文句が大きく書かれていて、インパクトありすぎです。下の欄にはその言葉を説明するように文章が添えられています。それを読むたびに納得し、そう感じられる人間性に感心してしまうのです。今月は「ピンチはチャンスだ人生はドラマだ」と大きく書かれています。どこかで聞いたような気もするなあと思って下の文章を読んでみます。「つらいことがおこると感謝するんです、これでまた強くなれると、ありがとう」とすらすら読んで、ええ~、感謝できるかなあって弱い私なんかは思ってしまいます。そして、「つらいことも、悲しいことも、ピンチものりこえて生きることが人生だと言い聞かせるのです、自分自身に」と続くのです。人生がそんなものだとわかれば少しは楽になれるのだとか、でもそんなものだと諦められるまでには時間が必要なのです。その時間が短いのか長いのかは個人によって違いがあるのは当然ですが、できるだけ早く諦めないと辛いだけの人生になってしまうのです。だから自尊心を捨てて決断するべきなのです。

事実をありのまま受け入れる

つらい現実を直視して、失ったものや望んでも得られないもののことなど忘れてしまった方がいいのです。変化を怖がらないで、むしろ歓迎して、自分にはないかもしれな知恵を絞りだしてみようと努力する。自分にとってまだ未知の世界にも足を踏み入れてみることも、自分を成長させてくれるかもしれないのです。よく言われるのが、「とても耐えられないような人には苦痛は襲ってこない、それに耐えうる人だけにピンチはやって来るのだ」と言われます。その言葉が真実かどうかは問題ではありません。ガンなどの重病や足の切断などのピンチに出会ったときには人はどう向き会えばいいのか、それは人それぞれの問題ですから答えはありません。いろんな人の闘病記を読んでひとつだけわかったことは、「なぜ私だけこうなったのか」という「なぜ」を突き詰めて考えない方がいいということです。難しいことですが、事実をありのまま受け入れて少しでも前へと進むことが幸せにつながると思うのです。

西本願寺の変化

師走の京都の風物詩である西本願寺の「すす払い」にも時代の変化が起きています。「すす払い」というのは何百枚もの畳を竹棒でたたき、大うちわであおぐ行事です。でも2016年から様変わりしていて畳を上げて二千脚のイスを固定しているそうで、すべて高齢者への配慮からだそうです。新聞のコラムの記事で知ったのですが、状況の変化に応じて前例にとらわれない合理的な手段を選んでいるそうです。伝統を破ることを恐れるのではなくて、目の前の現実に見合った素晴らしい決断だと言えるでしょう。5千年以上続いている行事を悩むことなく、その変化について「初めてではないでしょうか」と担当者がさらりと言ったのには正直驚かされました。

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