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巣ごもり生活で骨の病気に?

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太陽の光を浴びないと骨粗しょう症

 先日いつものようにヤフーのページを開いたら、ニュース欄に『巣ごもりで骨の病気に』のコメントがありました。早速クリックして斜め読みして見ると、やはりビタミンⅮの不足による骨粗しょう症のリスクのことでした。ビタミンDは骨を健康に保つ重要なビタミンで、不足すると骨からカルシウムが溶け出します。その量が多くなれば骨粗しょう症の原因のひとつになります。ビタミンDを豊富に含む食品は魚介類や卵類、キノコ類などで、身近なものでいえば、塩鮭などにたっぷりと含まれているそうです。正直言ってこのことは知りませんでした。いつも食べているシャケにビタミンDがあったなんて全くの初耳で勉強になりました。これからはスーパーに行ったら、ジャンボパックでお得になっている塩鮭を見る目が変わりそうです。

日光浴は10分でOK

 本来ビタミンというのは身体に欠かすことのできない栄養素で、食物からしかとることができない微量物質です。ビタミンDも食物からとるのが原則ですが、なんと体内でも合成できるというのは驚きです。ではビタミンDを合成できる臓器は何か、というと意外なことに皮膚なのです。原材料はコレステロールで、合成するためには太陽の光、つまり紫外線が必要なのです。ということは日光浴をすれば、ビタミンD不足を補うことが可能だということです。太陽の光を浴びると言っても、日焼けをするほど浴びる必要はないそうです。晴れた夏の日の昼ならどの地域でも顔や手の甲に10分も浴びれば十分だそうです。しかし、冬場になると話が違ってきます。同じ量のビタミンDを合成するためには、那覇では14分、茨城のつくばでは41分必要になります。特に札幌では139分もの時間が必要になり、日照時間が短いことが影響しています。ですから北国では冬場のビタミンD不足が大きな問題となることが分かります。

 あまり知られてないことですが、ビタミンDは骨を強くするだけでなく、がん予防にも効果があるらしいです。ちょっと考えて見れば、北海道、青森、秋田などでがん死亡率が高いことは明らかです。また国立がんセンターの研究グループは血液中のビタミンDの濃度に注目しています。ビタミンDの濃度が高い人は低い人に比べて、がんになるリスクが低いとの調査結果が出ました。また、日照時間が短い地域ではうつ病を発病するリスクが高いことは前から言われています。日の光を浴びることが人間にとっていかに大切かを改めて気づかされます。

 今の時期は巣ごもり生活で外に出ないようにと言われていますが、それでも日の光は人間にとって必要不可欠です。杓子定規に考えずに人出の少ない早朝などに散歩するのは健康維持のため大切なことです。

巣ごもり生活で3キロ痩せた?

 今注目されているテレワークですが、皆さん外に出ないので運動不足で太ったと嘆く方が多いそうです。ところが大学の先生をしているある男性によると、新型コロナで3キロ痩せたそうです。いったいなぜ?それは在宅勤務で運動不足になると思い、自転車で出かけることにしました。オンライン授業の合間にできるだけ普段以上に遠く出かけることにしたしたそうなのです。車が減って空気もきれいで、最高に気持ちよく走れたのです。その結果気が付いたら、体重が自然に3キロ減っていたわけです。この男性はカリフォルニアに住んでいて、地域の外出禁止令では運動のための外出は許されていました。そのこともあるのですが、彼がいつも以上に健康に気を使っていたことが大きな要因といえそうです。

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