人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私が見たストックホルム

f:id:mikonacolon:20190629170525j:plain

パリよりも安全で便利

もう何年も前ですが、ベルリンからスウェーデンストックホルムに行ってみました。どんなところか一度行って見たかったからです。洗練された都市と言うイメージが思い浮かぶ街ですが、本当に想像通りでした。空港からストックホルム市内に行くまでの電車も車体は水色で清潔感にあふれています。しかも市内まで30分くらいしか、かからなくて便利だった記憶があります。空港からいくらでも列車があるのに、「乗らないほうがいいですよ」とアドバイスされるパリに比べたら天国みたいに思えます。パリのシャルルドゴール空港から出ているRER(エル・ウー・エール)は昔から旅行者を強盗団が待ち受けている電車だと言われています。ガイドブックの現地情報では常に被害にあいそうになった読者の体験談が寄せられているので、自分だけは大丈夫と思って利用する人ははいないと思います。だから唯一安全なのがバスですが、これが渋滞にあって時間がかるのです。しかも、運悪く運転が荒いバスに乗ってしまったら、メチャメチャ揺れて乗り物に弱い方は気持ちが悪くなってしまうのです。さらに、飛行機の到着時間が遅くなったときはタクシーが便利だなどと軽く考えていると、「パリ郊外でタクシー強盗に襲われる」という報告があったりします。郊外は昔に比べて治安が悪くなっているらしく、タクシーを利用するなら気を付けてという情報がガイドブックに載っています。去年パリに行ったとき気づいたのですが、ホテルの部屋のドアが重くてちょっと押しただけでは全然開かないのです。力いっぱい押してようやく少し空いたので、閉まらないようにキャリーバッグで押さえて部屋に入りました。これって、やはり防犯対策のせいなんですよね。

マクドナルドのトイレは有料

スウェーデン社会福祉国家なので、給料の7割が税金で持って行かれるせいか、外食の習慣がないようです。だから、ウイーンのようなカフェ文化はここでは存在しないようです。だから街歩きに疲れて、ちょっと休憩したくても気軽に入るところがなくて困りました。市内の中心部には日本でも有名なH&Мはもちろんありますが、カフェはなくて、唯一見つけたのはマクドナルドです。他に店はないのでやっぱりとても混んでいます。スウェーデンマクドナルドの値段は覚えていないのですが、それよりも印象に残っているのがトイレのことです。トイレが有料で、ドアのノブの上部にお金を入れるところがあります。お金を入れると鍵が外れてドアが開く仕組みになっています。それにしても、お店を利用しているのにトイレにもお金を取るなんて、これってスウェーデンの常識なのでしょうか。それとも、これも別の意味での防犯対策なのでしょうか。そういえば、中心部から少し離れたパン屋のイートインカフェでお茶を飲んだときのことです。その店は日本の雑誌ストックホルムの雰囲気のいいカフェとして紹介されていたのに、トイレを使うのを断られてしまいました。また、スペインのロンダのマクドナルドでは、店員が利用客にだけトイレの入り口の暗唱番号を教えていました。

mikonacolon