人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ストレスとコレステロール値が高いこと

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動脈硬化コレステロール値が高いと

 知人が朝ふらついて歩けなくなってから2週間近くが経とうとしています。その後の調子を聞いてみると、ゴミ出しもできなかったのがうそのように歩けるようになったそうです。でも、まだ頭がぼ~っとしてくらくらすることもあるといいます。めまいの薬はもう飲んでいないけれど、その薬が効いたかどうかは本人にもわからないそうなのです。病院に行って幸運だと思うのは動脈硬化が進みつつあるのがわかって、予防のための薬を飲むことを勧められたことだそうです。コレステロール値が高くて、善玉コレステロール値も高いのでまだいいのですが、やはり保険を掛けるのが最善策なのだと。動脈硬化というのは血管にコレステロールがべたっとついている状態のことを言うらしいです。それで、今後血管が詰まって脳梗塞脳出血を起こさないようにするためだと説得されて、薬を毎日飲むことに抵抗があったものの一応納得したのでした。

正直言って毎日がつらかった

 実をいうと、知人のご主人は定年になったばかりで収入も減っていたので、自分が今度は頑張らなくてと思っていたそうです。それで慣れない仕事に飛び込んだのですが、その職場は今まで見たこともないような別世界でした。そこで立派に務まれば成長できるし、強くなれると前向きに考えていたのです。毎日出勤前には自分に言い聞かせてモチベーションを高くして仕事に行っていました。「嫌だなあ、行きたくないなあ」とも思ったそうですが、それを打ち消してまで仕事に行っていたら、結果的には身体が拒否反応を起こしたわけです。はっきり言って、知人に起きた症状はストレスのせいだとは言い切れないですが、大事に至らなかったことは本当に幸運だといえるでしょう。

30代前半なのに脳梗塞

 友人の娘さんは女子大学生の希望する会社ランキング第一位にもなった人気の食品会社に勤めていました。高校、大学と推薦で入学するほど頑張り屋で優秀な30代前半の女性でした。就職のとき内定している会社がいくつもあって、迷ったのですがそのうちの一つである今の会社に決めたのです。彼女が受ける会社はすべて面白いように内定が取れるので、父親に「他の人に悪いからもう受けるのはやめろ」と怒られたほどでした。それがある日会社で倒れて病院に運ばれました。軽い脳梗塞ですぐに退院しましたが、家族が心配して家でしばらく休養させることにしました。

 娘さんは、「うちの会社の人たちははっきりものをいう人が多いから、テンション高くしないとやってけない」といつも言っていたそうです。それから、本当にやりがいがあって楽しい仕事なのでこれからも頑張りたい、と自分の仕事に満足感も抱いていたのです。新商品の発売前には女子高生を集めて試食会を開催し、率直な意見を聞くのが楽しみでした。出張で国内外いろんなところに行きましたが、飛行機で1日に何か所も行くのは大変で疲れました。ここまで書いてくると、娘さんは自分でも気づかないまでもストレスを感じていたことは明らかです。その後、吹っ切れたようにみんなが憧れる会社を辞めて結婚して、今は子供と一緒に幸せに暮らしています。

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