人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

台北のタクシーとトラブル

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上の写真は台湾の九份ジウフェンにある寺院の内部

観光客をからかうタクシー運転手

台北に行く前に情報収集している時に、ガイドブックに「台湾のタクシーには女性一人で乗ってはいけない」と書かれていました。どういう意味かは何も書かれてはいませんでしたので不思議に思っていました。そしたら台北に行ってその答えが少しわかった気がしたのです。あの日の夕方、小籠包の有名店鼎泰豊ディンタイホンから帰ろうとしていました。私たち女3人は店の前に止まっていたタクシーに乗ってスムーズに台北駅のアパートメントホテルに帰るはずでした。距離にして地下鉄の駅2つ分なのですぐに着くと思ったんです。ところが、運転手が「着きましたよ」と車を止めたのは見たこともない知らない場所でした。いくらなんでも知らないところでは降りられません。だからもう一度地図を見せてお願いしたのです。そしてしばらく走ったら、どこかで見たことのあるデパートのSOGOが見えて来たのでびっくりしました。前の日に九份に行ったときに乗ったバス停があるところです。それからタクシーはUターンを繰り返しては私たちをからかうのです。最後にはいつまで経っても目的地には着かないと判断したので、私たちはタクシーを降りました。そして別のタクシーを拾って無事に台北駅に帰りました。これまで外国でタクシーに何度も乗りましたが、いつまでも着かないタクシーに乗ったのは初めてです。フランスのラスコー洞窟近くの小さな田舎町で大回りされたことはあってもちゃんと連れて行ってくれましたから。あとからわかったのですが、バスで2駅の田舎道なのに、1時間も乗せられてしまいました。

だから私たちが出会ったタクシー運転手はきっと人を見るのだと思うのです、観光客で女性だと馬鹿にするのかもしれません。でもそんな人がいるなんて信じられません。あのとき、私たちが降りた時、すぐに外国人の男女が乗り込んだのですがあれからどうなったのでしょうか。お客が男性だったら少しは真面目に仕事をするのでしょうか。

トラブルを避けるためのタクシーの選び方

台北で私たちがちょっと頭のおかしいタクシー運転手に出会ったおかげで、最初に書いた言葉の意味が分かった気がします。タクシーって知らないところでは一番便利で頼りになるものだと思っていました。でも、もうちょっと慎重にならなければならなかったのだと反省しています。

一応、旅行の準備の段階でネットで「トラブルに巻き込まれないための、台湾タクシーの選び方」というのを調べました。道で客待ちしているタクシーには乗ってはいけないのに、みんなが乗っているのでついつい乗ってしまいました。タクシー会社も台湾大車隊、大愛計程車、優良計程車などの大手を選ぶように勧めているのにそれも確かめるのを忘れていました。いくら台湾のタクシーが料金が安いからといっても、「もうちょっと早く気づけよ」と自分に言ってやりたくなりました。

mikonacolon