人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私とタクシー

今週のお題「わたしと乗り物」

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海外ではタクシーに乗る機会が多い

日本では交通が便利なところに住んでいるせいか、タクシーに乗る機会はあまりありません。ですがひとたび海外に出かければ、乗らなければならない状況が出来てしまいますし、またこれほど便利なものはありません。実は昔は海外でタクシーに乗るのが不安で怖かったのです。それに貧乏旅行なので費用を抑えるために避けていたのです。でも飛行機が夜遅く着く場合は、費用もかかるのですがどうしてもタクシーに乗らなければならなくなるのです。だから、そういう場合はできるだけ現地の情報を調べて、タクシーに乗って問題ないかどうか確かめてから乗っています。

パリ郊外ではタクシーで襲われる?

去年の秋、パリに行ったのですが、最初の計画では空港からタクシーでサンジェルマン・デプレに近いホテルに行くつもりでした。シャルルドゴール空港から出ているリムジンバスが止まる駅がホテルから遠いので不便だったからです。それに飛行機が夕方の6時頃到着なのであたりが暗くなると自力でホテルを捜すのが難しくなるからです。ですが、情報によると、パリ郊外ではタクシーで襲われる、それも高速で襲われるのだそうです。パリ郊外では近年治安が悪くなっているらしく、タクシー強盗が多発しているそうなのです。だから「タクシーに乗るときはくれぐれも気を付けてください」と注意を喚起しているのです。

モンパルナスでタクシーを捜す

実は、私は何回もパリに行っているのですが、未だにメトロに乗ったことがありません。あまりにもいろんなことが言われているので、これからも乗るつもりはありません。その代わりにバスはよく利用していて、パリの街が見られてとても楽しいです。パリのバスは日本のバスが通らないような狭い路地にも行くので、人々の普段の生活が垣間見られて興味深いです。そんな私が決めたホテルへの行き方は、時間はかかるけれども、一番安全な行き方です。それは、空港からル・ビュス・ディレクト(リムジンバス)でモンパルナス駅に行き、そこからタクシーでホテルへ行くことにしました。モンパルナスは国鉄駅なのでタクシーに乗りやすいだろうと考えたからです。

幸運にもタクシーが私の目の前に

空港からパリ市内への道路は渋滞していてモンパルナス駅まで1時間かかりました。だいぶあたりが暗くなってきている中、さっそくタクシー乗り場を捜したのですがありません。もちろん事前にタクシー乗り場をネットで調べておいたのですが。それで駅構内に入って行くと、ちょうど係員らしき人がいたので場所を聞いてみました。すると信じられないことに、「知らない」と言うんです。諦めてすぐに外に出てタクシーを捜します。あたりを見回してもタクシーの姿は見当たりません。近くにいる人にタクシーに乗りたいんだけどと言っても相手にしてもらえません。困っていると、偶然目の前にタクシーが止まって、人のよさそうな黒人のおじさんが微笑んでいたんです。

 

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