人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

海外旅行と炊飯器と変圧器

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モスクワの地下鉄1号線のコムソモーリスカヤ駅の天井

荷物検査で変圧器を取られる

とうとう先日ロシアのプルコヴァ空港で変圧器を没収されてしまいました。その変圧器は300Wまで使えてけっこう重い物だったのですが、すごく役に立つお気に入りだったのです。変圧器を指さして「これは何なの?」と聞かれるのはいつものことですが、これまではすぐに返してくれたのです。10年以上変圧器を持ち込み荷物にしていて、必ずチェックされるのですがいつもOKになるのです。ところが今回は行きのフライトのヘルシンキ空港ヴァンターでも止められたんです。係員に「ちょっと待ってて」と言われてしばらくすると、問題なかったようでその時は無事戻って来ました。でもその時に少しは考えればよかったのかもしれません。状況は時代と共に変わっていくものなのだということを。なのに私は、「変化」を感じ取れずに無視したような行動をとってしまったのです。すこし敏感な人なら、帰りの便では問題になった変圧器を預け入れ荷物にしたでしょう。今大丈夫なのだからこれからも大丈夫だろうと脳天気に考えていたのです。

帰りの空港で係員から「この変圧器は300Wなので許可できない」と言われたときはこころの中で泣きました。でも、「もう潮時なのしれない」と思ったのも事実です。これから変圧器をどうするか、どうやって持って行くか、それを決めることが必要です。それでネットでみなさんどうしているのだろうかが知りたくて検索してみました。すると「あんな重い物を持ち込み手荷物にするなんて信じられない」とのご意見がありました。実にごもっともなのですが、ロスト・バゲッジが怖くてどうしても持ち込んでしまいます。

海外対応の炊飯器を持って行く

海外旅行に変圧器を持って行くのは、日本製の炊飯器でご飯を炊くためです。海外に行ってもご飯が食べたいとか、現地の食べ物が合わないというような方は絶対炊飯器を持っていった方がいいですよ。ごはん大好き人間の私は「パンはおやつ」という認識を捨てられないので、正直食べた気がしないのです。それにパンは一度にたくさんは食べられないし、腹持ちも悪いので自分には合わない気がします。炊飯器を持って行くのは重くてめんどくさいと思うかもしれませんが、外国のホテルの部屋で食べると分かります。「持ってきてよかった炊飯器」と感激し、アツアツの炊き立てご飯を頂きます。その上にレトルトカレーでもかければ、信じられないくらい「美味しい」を連発してしまいます。そして、ごはんには味噌汁ですが私のお勧めは理研のわかめスープです。さっぱりした味が何ともご飯に合って美味しいのです。たとえばパリでお腹が空いて、何か食べ物を買いに行き、千円近くするバゲットのサンドイッチを買おうかどうか迷うのが嫌なのです。買いたくない物でも、食べる物が何もなければ買わざるを得なくなります。そういうフラストレーションを感じたくないのです。だからこれから海外に行くのなら、海外対応の炊飯器を持って行くのも選択肢のひとつだと思うのです。

 

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