人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

台風と人魚の伝説

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お店も学校も遅めの時間に

今日は台風の影響で交通機関がストップしたので仕事は休みになりました。それで、今ベローチェでアイスコーヒーを飲んでいます。店の入り口の張り紙で知ったのですが ”明日は開店は10時からです” と書いてありました。やはり、どこも電車の時間や従業員の出勤のことを考慮して開店時間を繰り上げているのですね。当然のことですが、いつもはサンドイッチやケーキでいっぱいのショーケースもガラガラです。でも今ちょうど10時半なのでレジ前には人だかりができています。あっという間に客席はいっぱいになってしまいました。外は台風一過の猛暑で、朝の天気予報では36度か37度ぐらいになるのではと予想されています。これを書いている間もお店の人たちはなにやら忙しそうにバタバタしています。

そういえばここに来る途中ランドセルに黄色いカバーをかけた子供たちを見かけました。あれって1年生の印でしょうか?学校は休みではなくて時間を遅らせて登校させるということなのかもしれません。横断歩道では黄色い横断中の旗を持った緑のおじさんが子供たちを見守っていました。いつもの光景が今日は2時間遅れになっていました。

今は台風の恐怖を忘れた

私の子供の頃は台風と言うと準備が大変だった記憶があります。家じゅうの雨戸を全部閉めて板にくぎを打ってとめます。ローソクと懐中電灯を用意してその時を待つのです。実際の台風は、ものすごい力で木の枝を揺らして、家が飛ばされるのではないかと心配するほど風の音が怖かったです。今はだいぶその頃の記憶が薄れてしまって恐ろしいという意識はもうなくなりました。昔はすぐに停電になったのでよくローソクを使いました。ローソクの薄明かりの中で早く電気がつきますようにとじっと待っていました。ローソクと言えば亀山ローソクが有名ですが、童話にも「赤いろうそくと人魚」という人魚伝説みたいなお話があります。亀山にも人魚にまつわるお話はないかと調べてみたのですがありませんでした。この童話は舞台は新潟で人魚の悲しいお話で涙を誘います。人間の欲が人魚を絶望させ、死に追いやってしまうのです。

人魚は幸せになれる?

そんな人魚のステレオタイプな話だと思って見たら意外と面白かったのが韓国ドラマの「青い海の伝説」です。女優のチョン・ジヒョンが人魚を演じているのですが、この人魚はヒレでの猛烈なキックを武器に相手と戦う強い人魚なのです。彼氏になるイ・ミンホが「美人だし助けなきゃ」と思ったら逆に助けられていたりします。彼女曰く、人魚は水の中でも強くないと生きられないそうで、伝説みたいに「人魚はか弱くなんかない」と言いたいのです。真珠は人魚の涙って聞いたことはありますが、彼女が涙を流すとそれがすべて真珠になるのです。実際それを宝飾店に売りに行き 店主に品質がいいと驚かれるのです。でも、人魚が涙を流すのは本当につらい時だから喜べることではありません。外国のお話の「人魚姫」のように愛に破れて泡と消えるのかという不安と闘いながらも、自分が幸せになれる道を捜すヒロインがとても素敵です。

 

mikonacolon