人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

古着屋で買ったH&Mのシャツ

お題「#買って良かった2020

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 縁がないと思っていた古着屋に行った訳は

 今年買ったもので大変役に立ったのは、それは服でH&Mのシャツとどこかのブランドのピケ地のオーバーブラウスの2枚です。あの夏の暑さを忘れたくて記憶から消していたのに、偶然にもNHKの語学講座のテキストの隅に書いたメモを見つけてしまったのです。タイミングのいいことに、そこには「シャツ2枚、315円✖2」の文字が・・・。そしたら一気にあの死ぬほど汗をかきまくって、慣れないマスクで苦闘した夏が蘇ってきたのです。一日のうちどれだけ着替えをしたことか、冷房が苦手だから余計に汗をかいてしまう。外出のたびに着ている服がビショビショになってしまい、ついには「服を何か買わなきゃ」と思い立ったのです。

 しかし、デパートやショッピングセンターは都心にあり、近場ではなかなか気に入った物を見つけるのは難しい。そこで近所に2~3年前からある古着屋で何か適当な物を見つけられないかと考えたのです。できたばかりの頃、一度だけ中を見たことはあります。服がぎゅうぎゅうにかけられたポールが所狭しと並んでいて、みんなが真剣に一枚一枚品定めをしているのです。私もいろいろと捜してみましたが、気に入った服は見つからず、ただ疲れただけでした。その時思ったのです、これは時間の浪費に過ぎないのではないかと。たとえ、気に入った物が見つかったとしても、大切な時間を代償として差し出しているのですから。実際に店に入ってみると、1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。だから、その時の私は「古着屋にはもう行かない、時間の無駄だから」と固く誓ったのです。

H&Mのシャツを見つけて大満足

 古着屋を敬遠していた私が、なぜ再び店に行く気になったのか、それは友達の何気ない一言が原因です。彼女が言うには「何の目的もなくフラッと行ったら疲れるのは当たり前、欲しいものを決めてから行けばいいの」。服が種類別に並べられている店に行ったら、思いがけなく掘り出し物を見つけたと嬉しそうに話してくれた。だから私も彼女のアドバイスに従って、迷わず「シャツ」の表示のあるコーナーの方に歩いて行った。幸運にも服の数が少ないので選ぶのに時間はかからなかった。この店の服は基本的にはどれも108円なのですが、例外もあって、H&Mのブルーと白のチェックのシャツは315円でした。

 ただ、店にこの服を売った人は、何かが気に入らなくて手放したはずなのです。例えば、見ただけではわからなくても、着心地が悪いとか何らかの理由があるはずです。そうでなかったら、新品同様の服を手放すはずがないと言うのが私の考えです。色も落ち着いていて問題ないし、着心地もいいのにどうして?と首を傾げてしまった、それが私の正直な感想です。

 それにしても、かつてミニマリストに憧れていた私を後悔させたのはコロナウイルスだったとは!要らないものを捨ててすっきりしたはずなのに、後になって物が無くて困る事態に陥ることになろうとは!想像もしなかった!コロナ禍の中にあって、物はそう安易に捨てるべきではないと教えられたのです。

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