人生は旅

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コロナ禍でウイルスから身を守る方法とは

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ウイルスはどうやって移るの?

 ようやく非常事態宣言が解除されて、以前とは違った新しいルールの下での生活が動き出しました。「三密を避ける」などの言葉はもう頭にこびりついて離れません。でも正直いってウイルスはどうやって移るのかについては、詳しい情報は誰も教えてくれません。ニュースで流れるのは、感染者がライブハウスに居たとかトレーニングジムに居たとかの情報です。ライブハウスは三密で大声を出すからダメなのは明らかですが、ジムは混んでいない時間なら問題ないように思えるのです。つまり恥ずかしことですが、いったいどうやってウイルスに感染するのか私にはよくわからないのです。だからどう動けば一番いいのか知りたいのです。誰だって今より行動範囲を広げたいのですから、正確な情報を知りたいのです。そのために肝心なことは感染経路を知って納得したうえでウイルスから身を守ることです。ですが、今の私たちに与えらえた情報では、漠然としていて、どの程度気を付ければいいのかその匙加減が分からないのです。人と人との距離は1.5m~2mは開けろと言われても狭い場所では到底無理です。望まなくても、役所などでは三密を避けられないのは周知の事実です。

エアコンの風で感染!?

 戸惑っていた私は先日、日経に載っていた『データ力が問う脱コロナ』という記事を見つけました。米疾病対策センターの調査報告で今注目されているのは、広州市レストランにおけるコロナ勃発とエアコンの関係です。それによると感染の原因はエアコンの風だと断定しました。そのレストランは広さも十分あり、当時89人が飲食を楽しんでいました。2次感染した9人のうちの5人は感染者とは1m離れたテーブルに座っていたのですが、それでも2次感染しました。いったいなぜなのかを調べると、意外なことが分かってきました。近くの3つあるテーブルのうち2つのテーブルに居た人達だけが感染したのです。どうやら2つのテーブルはエアコンの風の通り道にあったようです。つまり食事中の感染者から出た飛沫がエアコンの風によって運ばれたというのです。疾病対策センターのウェブサイトでは、テーブルの配置図から感染者と2次感染者がどの席に座ったかも詳しく教えてもらえます。このようにデータを開示してもらえれば、具体的に何に気を付けたらいいのか知ることができて漠然とした不安が解消されます。

飲食店をテイクアウトでの利用で応援

 ただ「エアコンの風に気をつける」と言っても誰が感染者かわからないですよね。検温でチェックしたとしても、無症状の人をくいとめることは不可能です。だから飲食店には、お店の人には大変申し訳ないのですが、行かない方が感染予防になるようです。政府の指針どおり、テイクアウトでお店がつぶれないように応援するのが最善策と思われます。お店がテーブルを仕切ったり、1.5mの間隔を開けたりして予防策をとっていても、不安なら行かないという選択をしてもいいと思います。

 とにかく『ウイルスの感染経路の詳細な情報を知らせることが、人々の行動を変えるきっかけになる、曖昧な情報では多くの人は行動変容に本気になれない』と専門家は指摘しています。そうでもしなければ、「この辺でもういいだろう」と我慢も限界という人々を説得するのは困難です。

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