スペインのマドリッドのターミナル駅は、チャマルティン駅とアトーチャ駅の二つがあります。
町の南側に位置するのがアトーチャ駅で、バルセロナ方面のAVEの乗り場があり、待合室はまるで熱帯植物園のようです。
長時間の長旅で疲れた旅行者をどれだけ癒してくれることか、みなさんリラックスされている様子です。
そんな癒しの空間から一歩外に出ると、そこには異様な光景があるのです。
なんとそこには巨大な顔がふたつ、ひとつは目を閉じ、もう一つは目をめいっぱい開けています。「無造作にゴロンと置かれている」といった表現がぴったりです。
「いったい何のためにあるのだろう」と疑問に思い、観光案内所にメールで問い合わせました。
作者はアントニオ・ロペスで、巨大な顔のモデルは彼の孫娘だそうです。
Day and Night というタイトルで、Dayは起きている時の彼女を、Nightは寝ている時の彼女を意味しています。
「これはおもしろい!」と思った方や興味がある方は、ぜひ現地で本物をごらんください。
何事も、“”百聞は一見にしかず“”と申しますから。
では、また、
mikonacolon