
帽子のせいなのは明か
昨日プールでいつものようにウォーキングをしていて、25分ほど経ったら、なぜだか頭がガンガンしてきた。その時私が被っていて帽子はメッシュのLLサイズのものだったが、私にはきつめだった。そのきつめの帽子に黒の輪ゴムで結んだ髪の毛を何とか押し込んで、いつもはなんとかなっていた。だが、昨日は一体全体どうしてそうなったのかわからないが、途中で帰ろうかと思うくらいの痛みに襲われた。こんなことはプールに通って1年半たつが今まで終ぞなかったことだ。そうなると、帽子が気になってしようがないが、それでもなんとか目標としている40分間は歩けた。
痛みに堪えて歩きながら、ケガをしている左足の痛みの影響もあるのかなあと思ったが、どうやらそうではないらしい。まあ、たしかに頭の左側だけがやたら痛いのは痛いのだが、シャワー室で帽子を脱いだら、嘘のように痛みは消えた。とてもじゃないが、足の痛みだけでも十分なのに、さらに頭の痛みも加わったら、これはもう罰ゲームのようなものだ。今まで気になってはいたが、LLサイズでもきついのだからと、これはもう耐えるしかないと諦めてはいた。だが、もう我慢の限界だ。即刻お払い箱にすることにした。
昨日被っていた帽子は白いメッシュのLLサイズで、既製のLサイズではどうしてもきついからと、オリオンのプールの売店で買ったものだった。そこで、砂漠で泉を見つけたがごとくLLサイズの帽子を見つけたときは飛び上がって喜んだが、被ってみると、たいして変わらなかった。それでもLLサイズなのだから大丈夫と自分に言い聞かせて使ってきたが、昨日の災厄でほとほと愛想が尽きた。実を言うと、私は水着によって帽子を変えていて、昨日の帽子は白いラインが入っている水着に合わせて買ったものだった。その水着にはどう考えても、帽子は白しか似合わなかったからだ。
毎日プールに行く私は自分なりに3パターンの水着と帽子を用意している。一つ目の帽子は白いメッシュのLLサイズだが、後の二つは水着に使われているような生地でできているタイプのものだ。それらの帽子を買ったのは、プールに通う前の準備段階で買ったシリコンの帽子があまりにも小さくて、きつすぎたからだった。帽子を被った段階から既にきつくて、早々に音を上げた。別の帽子を買わなきゃ。ネットで検索して、人気ランキング1位の帽子を見つけた。その帽子は水着に使われている生地でできていて、被ってもきつくないので、人気があるらしい。試しに買ってみたら、届いた帽子を見て仰天した。なぜかと言うと、大きな声では言えないが、パッケージに入ったそれはまさに下着、いわゆるパンツかと見間違えるような商品だったからだ。帽子の周りにゴムが入れてあるせいで、余計にそう見えたのだろう。
パッケージから取り出してみると、やはり、これは下着と言っても過言ではなかった。商品を暫し眺めながら、一瞬考え込んでしまった。変な話だが、プールにパンツを被っていくようなものだと本気で思った。実際に押入れに放り込んで封印しようとした。だが、その後よくよく考えてみると、世間ではパンツを帽子代わりにしてファッションとして楽しんでいる人たちも少なからずいるのである。その頃の新聞にもそんな人たちのことが話題になっていた。となると、下着のような帽子を被ってプールで歩いても、何の問題もない。むしろ堂々としていていいのだ。
それで、試しに被ってみると、その楽なこと、スイムキャップのイメージからは考えられなかったくらいの心地良さに感激した。それからというもの、今までずうっとそのライトピンクとライトブルーの帽子を愛用している。
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