
突然の別れに呆然
今私はとても不機嫌で、頭の中は混乱し、どうしていいかわからない状態だ。一体全体どうしてこんな事態になったのか、どう考えても納得がいかない。何のことを言っているのかと言うと、これまで8年間も愛用してきた腕時計のことで、一昨日その時計がない事に気が付いた。3月9日の月曜日に私は、ビックカメラにFMラジオ付きのICレコーダーを買いに行った。その時は腕時計をはめていたはずなのだが、家に帰ってからが思い出せない。要するに、あのとき私に頭の中はICレコーダーのことで溢れんばかりになっていて、腕時計のことなど眼中になかった。それでも、家の中にちゃんと腕時計の居場所は決めてあったので、いつもの場所の置いたはずと高を括っていた。
ところが、あるべき場所に腕時計の姿は無く、そうだとすると、下にでもおっこちたのかとくまなく探してみるが、やはり腕時計は見つからなかった。9日にはちゃんと腕時計はあったはず、では翌日は如何だったのかと言うと、その日は腕時計をはめていないことに気が付いた。だとすると、腕時計は9日に家に帰った後に、忽然と姿を消したらしい。普段滅多に物を失くさない私は、他のことなど何も手が付かないほど動揺し、家事をしながら、道を歩きながら、その事だけを考えて過ごしている。
普段、プールの時はバッグに家のカギと一緒に腕時計も入れておくのが習慣になっていた。そう考えると、無くなったのが、家のカギでなくて幸いだったと思うよりしかたがない。考えてみると、あの時計はただの時計ではなく、電波時計で文字盤も見やすく、とても気に入っていた。あれは肺がんで亡くなった兄の葬式の際の引き出物だった。引き出物と言っても、カタログギフトで、数ある商品の中から、自分の好きなものを選ぶというシャディとか言う会社のものだった。そこから、迷うことなく、私は腕時計を選び、以来ずうっと愛用してきた。何年か前にベルトがボロボロになって来たので、時計屋さんで新しいベルトに交換した。これからもずうっと一緒だと思ってたのに、突然の別れに言葉もない。
今も放心状態から、抜け出せてはいないが、もうひとりの自分が、そんなことをしていたら、さらなる災難を招くと忠告してくる。そうなのだ、このままでいたら、良くないことが起きそうで怖い。だとすると、何かに熱中して、暫し忘れるしか私に出来ることはない。手始めに、今の私の気持ちをブログに書いて、洗いざらい掃き出し、鬱憤を晴らすしかない。先日、私は出がけに時計がないことに気が付いて、あたふたしてプールの時間に遅れそうになった。その事をプール友だちに話したのに、その後どうなったのか気にかけてもくれない。まあ、他人にとってはどうでもいいことだと分かってはいるが、やはり寂しい。まあ、いいか、他人にぐだぐだ、あれこれ言うのを聞いてもらうのもなんだか恥ずかしい。その点において、ブログは格好の話し相手だ。誰にも迷惑をかけるわけじゃなし、好きな時に好きなだけ毒を吐ける。
腕時計を失くして、何かいいことでもあればいいのだが、今のところ何もない。それどころか、最近は鼻水が止まらず、滅多に鼻をかまない私がテイッシュを大量に使い始めた。いったい何事と自分でも困惑していたら、嫌な予感は当たるもので、夜中にのどの痛みで飛び起きた。プールに行けなくなったら大変と、すぐにパブロンの微粒を飲み、龍角散のブルーベリーのど飴を口に入れた。一個目を食べても、まだ喉の痛みは治まらない。さらに2個目を口に入れて、横になったら、あらら、誤って飲んでしまった。スワ、大変と台所に走って行き、水をがぶがぶ飲んで、やっと一息ついた。
現在の私はのどの痛みもひと段落し、いつもの平和な日常が戻ってきた。
mikonacolon